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日米協調介入で円が急伸、イラン協議期待で原油は急落

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Aug 3, 20261 min read
日米協調介入で円が急伸、イラン協議期待で原油は急落

Summary

3日の市場では、日米両政府による異例の協調為替介入を受けて円が対ドルで急騰した。一方、イランとの協議進展への期待から中東の地政学リスクが後退し、原油価格は大幅に下落した。

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3日の外国為替市場で、日米両政府が円買いの協調介入に踏み切ったことを受け、円が対ドルで急騰した。一方、米国とイランの協議開催への期待から中東の地政学リスクが後退し、原油価格は大幅に下落している。

日米、40年ぶり円安阻止へ異例の協調介入

3日の市場で円は対ドルで一時1%以上上昇し、1ドル=155.39円まで急伸した。この動きは、日本の財務省が同日、円の急落を食い止めるため米国と協調して円買い介入を実施したと発表したことを受けたもの。40年ぶりの安値水準に沈む円相場を支えるための、異例の二国間行動となる。

これに先立ち、トランプ米大統領は、今回の介入が「友好の証」であり世界経済を助けるものだと述べていた。

市場の反応と専門家の見方

今回の介入の効果について、市場では様々な見方が出ている。みずほ銀行の中島将行ストラテジストは、日米の金利差など構造的な円安要因が残るため、介入の目的は円安トレンドの根本的な転換ではないと指摘。「投機筋トレーダーに対する鋭い警告」として、短期的な勢いを円高方向に転換させる狙いがあると分析している。

一方、ATFXグローバルのニック・ツイデール氏は、トランプ大統領が介入を「友情のための取引」と述べたことで米国の参加の信頼性が薄れたとコメント。「ファンダメンタルズに逆行する動きであり、介入が終了すれば市場はいずれ元の水準に修正されるだろう」との見方を示した。

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原油価格は急落、中東情勢に緩和期待

為替市場の動きと並行して、商品市場では原油価格が急落した。国際的な指標であるブレント原油先物は6%以上下落し、1バレル=82.41ドルをつけた。

下落の背景には、トランプ米大統領がイランとの協議を月曜日に行うと発言したことがある。ホルムズ海峡の再開や核開発問題を巡る対立の解消に向けた交渉が進展することへの期待が、地政学リスクの緩和観測につながった。

アジア株式市場は軟調

これらの動きを受け、アジアの株式市場は軟調に推移した。日本の日経平均株価は1%下落、韓国のKOSPIは3.6%の大幅安となった。MSCIアジア太平洋株価指数(日本除く)も1%下落した。一方で、米国のS&P500種株価指数先物は上昇しており、市場の反応は分かれている。

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