Story
欧州ガソリン精製マージン、供給逼迫で1バレル39ドル超に急伸

Summary
北西ヨーロッパのガソリン精製マージンが、供給の引き締まりを背景に火曜日に1バレルあたり約3ドル上昇し、39.25ドルに達した。活発なバージ取引が市場の逼迫感を裏付けている。
Text size
Background
北西ヨーロッパのガソリン精製マージンが火曜日、供給逼迫を背景に1バレルあたり39.25ドルへと急伸した。前日比で約3ドルの上昇となり、市場のタイト感が鮮明になった。
活発な現物取引
この日の市場では、ガソリンバージの取引が活発に行われたことがマージンを押し上げる一因となった。市場関係者によると、以下の取引が確認されている。
- E5ガソリン: 10,000トンが取引された。売り手はトラフィギュラ、エクソンモービル、エクイノールで、買い手はTOTSAだった。
- E10ガソリン: 11,000トンが取引された。売り手はエクソン、サハラ、シェルで、買い手はバロ、ATL、MBエナジーだった。
Ad世界的な供給動向
市場の背景には、世界的な需給バランスの変化がある。火曜日に発表された中国の税関データによると、7月の石油製品輸出は前年同月比で12.9%減少した。前月比では6.7%増加したものの、輸出規制の緩和にもかかわらず、前年比での減少は世界的な供給の引き締まりを示唆している。
一方で、中東情勢も原油および石油製品市場に影響を与えている。海運データや業界筋によれば、サウジアラムコは先週、ホルムズ海峡内からの原油積み出しを再開した。同社がスポット市場で重質原油カーゴを供給しており、複数のタンカーが積み込みを待っている状況だ。