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ノキアとNestAI、防衛分野でAI活用した作戦能力を開発

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Jul 9, 20261 min read
ノキアとNestAI、防衛分野でAI活用した作戦能力を開発

Summary

ノキア・ディフェンスとNestAIが、防衛分野におけるAI技術の提携を強化。2025年11月の共同投資を受け、5GネットワークとAIを統合した具体的な作戦能力の開発に着手した。

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ノキアの防衛部門であるノキア・ディフェンスとAI企業のNestAIは、技術提携を推進し、具体的な作戦能力の開発に着手したことを発表した。この動きは、2025年11月にノキアとフィンランドの政府系投資会社TesiがNestAIに対して行った総額1億ユーロの共同投資に続くものである。

開発中の3つの主要な作戦能力

今回の提携では、主に3つの統合された作戦能力の構築を目指している。これらは、通信妨害や電子攻撃、ドローンによる脅威が存在する困難な環境下での運用を想定して設計されている。

  • 指揮統制と自律システムの支援: ノキアの展開可能な5Gネットワークと、NestAIの戦場作戦用適応型OS「NestOS」を組み合わせ、欧州の部隊が指揮統制を維持しつつ自律システムを支援することを可能にする。
  • 通信の最適化: ノキアの無線ネットワーク計画モデルをNestOSの任務計画ツールに統合し、作戦中に部隊が通信状況を評価・適応できるようにする。
  • 広域の脅威認識: ノキアの統合センシング・通信(ISAC)による早期検知能力と、NestAIのマルチセンサー追跡技術を融合させ、係争環境における広域の脅威認識能力を提供する。
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市場への示唆と背景

この提携は、防衛分野におけるAI技術と高度な通信技術の融合が加速していることを示している。ノキア・ディフェンスの会長であるミッコ・ハウタラ氏は、「AIが現場で機能するためには、その背後に安全で回復力のある接続性が不可欠だ」と述べ、セキュアな通信の重要性を強調した。

両社によると、開発される技術はNATO(北大西洋条約機構)の作戦要件に準拠し、欧州で開発されたシステムを使用している。NestAIの創業者であるピーター・サーリン氏は、この提携が「欧州が開発・管理する技術によって、欧州の部隊が直面する現実の状況に対処するものだ」とコメントしており、欧州の防衛技術における主権確保の動きを反映している。

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