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日本ペイント、アクゾノーベルの塗料事業に86億ドルで買収提案か=ブルームバーグ報道

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ブルームバーグが関係者の話として報じたところによると、日本ペイントホールディングスが過去1カ月間に、オランダの化学・塗料大手アクゾノーベルの装飾用塗料事業に対し、複数回にわたり買収を提案したことが明らかになった。提示額は最大で75億ユーロ(約86億ドル)に上ったという。
買収提案の詳細
報道によれば、今回の提案は、日本ペイントがアクゾノーベルの「Dulux(デュラックス)」などの世界的なブランドを獲得し、国際的な事業基盤を大幅に拡大することを目的としている。装飾用塗料事業は、建築物や家庭用の塗料を主力としており、世界的に高いブランド認知度を誇る。
この買収が実現すれば、世界の塗料業界における大規模な再編につながる可能性がある。日本ペイントはアジア市場で強固な地位を築いているが、欧米市場でのプレゼンス拡大が長年の課題となっていた。
Ad背景と経緯
アクゾノーベルは過去1年間、日本ペイントと米国のシャーウィン・ウィリアムズによる共同での買収提案を拒否してきた経緯がある。当時、アクゾノーベルは米同業のアクサルタ・コーティング・システムズとの合併交渉を進めていた。
今回の日本ペイントによる単独での提案は、同社が海外でのM&A(合併・買収)に依然として強い意欲を持っていることを示唆している。市場関係者は、世界的な塗料業界の競争が激化する中、各社の規模拡大や事業ポートフォリオ見直しに向けた動きが今後も活発化するとみている。