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英ネクスト株が急伸、好決算と4度目の通期見通し上方修正を好感

英国のファッション・家庭用品小売大手ネクストの株価が2.2%上昇し、14,880ペンスに達した。同社が発表した好調な中間決算と、今期4度目となる通期利益見通しの上方修正が投資家に好感された。
好決算と業績見通しの上方修正
ネクストが発表した8月1日までの6ヶ月間の中間決算によると、税引前利益は前年同期の5億1500万ポンドから5億6900万ポンドに増加した。期間中の定価販売売上高も7.7%の成長を遂げた。
投資家にとって最大の注目材料は、通期の税引前利益見通しが1200万ポンド引き上げられ、12億5500万ポンドに上方修正されたことだ。同社によると、このうち500万ポンドは売上高予想の上振れ、700万ポンドはコスト削減によるものだという。
アナリスト評価と自社株買いも追い風
今回の株価上昇には、他の要因も寄与している。大手金融機関UBSはネクスト株に対する「買い」の投資判断を維持し、目標株価を168.0ポンドに設定した。このような機関投資家からの支持が、買い安心感につながった。
Adさらに、同社が通期で5億2400万ポンドを目標に進めている積極的な自社株買いプログラムも、基礎的な利益の伸びを上回る形で1株当たり利益(EPS)の成長を後押ししており、株価の支援材料となっている。
良好な市場環境
当日の市場環境もネクスト株にとって追い風となった。FTSE100種総合株価指数はプラス圏で推移し、英国債利回りの低下も株式市場のセンチメントを支えた。これは、8月の英国消費者物価指数が3.1%に上昇したにもかかわらず、ポジティブな動きとなった。
世界的に見ても、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に関する発言を前に米国株が上昇するなど、リスク選好の地合いが強まっていた。好調な企業固有の材料、アナリストの支持、そして良好な市場背景という3つの要素が重なり、ネクストの株価を押し上げる明確な要因となった。