Story

ニューモント株が逆行高、TDコーエンの投資判断引き上げを好感

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 14, 20261 min read
ニューモント株が逆行高、TDコーエンの投資判断引き上げを好感

Summary

金鉱大手ニューモントの株価が14日の時間外取引で上昇した。アナリストによる投資判断の引き上げが、金価格や株式市場全体が軟調な中での個別材料として買いを誘った。

Text size
Background

金生産大手のニューモント・ゴールドコープ(NEM)の株価が14日の時間外取引で1.1%上昇し、94.10ドルに達した。TDコーエンのアナリストが同社の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げたことが、この1ヶ月間下落基調にあった同社株への買い材料となった。

TDコーエン、投資判断を「買い」に引き上げ

今回のTDコーエンによる格上げは、同社株に対する強気な見方を補強するものだ。Investing.comによると、ニューモントをカバーするアナリスト22人のうち18人が現在「買い」を推奨している。また、InvestingProの公正価値モデルでは、同社の本源的価値は128.11ドルと試算されており、現在の時間外取引価格から約37%の上昇余地があることを示唆している。

この格上げは、7月23日に予定されている同社の2026年第2四半期決算発表を前にした重要なタイミングで行われ、一部の投資家は決算を見越したポジションを取っている可能性がある。

健全な財務と株主還元が下支え

Sample IUX Markets – In-articleAd

同社の強固な財務基盤も、アナリストの強気な見方を支えている。ニューモントは2026年第1四半期末時点で32億ドルのネットキャッシュを保有しており、加えて60億ドル規模の自社株買いプログラムも承認されている。2026年の金生産量は年間約530万オンスと、生産の谷間になると予想されているものの、これらの要素が株価の下支え要因となっている。

軟調な市場環境で際立つ動き

この日の市場環境は厳しく、S&P 500が0.8%、ナスダックが1.6%下落するなど、米国株式市場は全面安の展開だった。金価格も1オンスあたり4,065ドル近辺で推移し、2026年1月につけた史上最高値の5,600ドル超から大きく値を下げている。こうした中、アグニコ・イーグル・マインズなど同業他社の株価が下落しており、TDコーエンによる格上げがニューモント株をセクターの動向から切り離す決定的な個別材料となった。

Back to latest news

LATEST