Story

ニューモント株が上昇、金価格の反発と決算への期待感を背景に

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 21, 20261 min read
ニューモント株が上昇、金価格の反発と決算への期待感を背景に

Summary

金(ゴールド)価格の急反発と、間近に迫った第2四半期決算発表への期待感から、世界最大の産金会社であるニューモントの株価が上昇。FRBの利上げ観測後退が金価格を押し上げている。

Text size
Background

世界最大の産金会社であるニューモント・コーポレーションの株価は、7月21日の時間外取引で2.5%上昇し91.39ドルに達した。金価格の大幅な反発と、7月23日に予定されている2026年第2四半期決算発表を前にした投資家の楽観的な見方が株価を押し上げる主な要因となっている。

金価格の反発が追い風に

7月21日の取引で、金スポット価格は前日の4,000ドル近辺から反発し、約2%上昇して1オンスあたり約4,080ドルで取引された。この動きの背景には、米連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォルシュ議長がインフレリスクの後退を示唆したことがある。これにより、市場では追加利上げへの期待が後退した。

金利の上昇は、利息を生まない資産である金の保有機会費用を高めるため、通常は金価格の重荷となる。したがって、利上げ観測の後退は金にとって好材料となり、今回の価格上昇につながった。

第2四半期決算への期待

マクロ経済的な要因に加え、市場はニューモントが7月23日に発表する第2四半期決算に注目している。ウォール街のアナリストは、同社の第2四半期の1株当たり利益(EPS)を1.99ドルから2.20ドルの範囲と予測しており、これは前年同期比で約54%の増加に相当する。この好調な見通しは、記録的な業績を達成した第1四半期に続くものだ。

Sample IUX Markets – In-articleAd

同社をカバーするアナリスト23人のうち18人が「強い買い」のレーティングを維持するなど、センチメントは依然として強気だ。ただし、コンセンサスEPS予想が過去30日間で約11.9%低下している点は、決算発表を前に一部で慎重な見方があることも示唆している。

市場の背景

金価格の回復は、同業他社にも恩恵をもたらしている。競合のバリック・ゴールドは過去1ヶ月で約13.7%下落するなど、金鉱株セクターは最近圧力を受けていたが、金価格の反発とともに回復基調にある。また、同日の米国株式市場ではS&P 500が0.5%、ナスダック総合指数が1.3%上昇しており、市場全体のリスクオンムードも金関連株への追い風となっている。

ニューモントは世界最大の産金会社としての規模と金価格への直接的な連動性から、今回の金価格回復の恩恵を最も受ける企業の一つと見なされている。60億ドルの自社株買いプログラムやネットキャッシュのバランスシートも、投資家にとって魅力的な要素となっている。

Back to latest news

LATEST