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ネビウス株が続伸、NVIDIAの出資判明後にアナリストの強気な見方相次ぐ

Summary
ネビウス・グループの株価が22日、アナリストによる好意的な投資判断を材料に続伸した。半導体大手エヌビディアによる9.3%の株式保有が判明して以来、アナリストの目標株価引き上げが相次いでいる。
ネビウス・グループ(Nebius Group NV)の株価が22日午前の取引で続伸し、一時2.7%高の222.70ドルを付けた。証券会社ベアードが同社のカバレッジを「アウトパフォーム」で開始したことが直接のきっかけとなったが、背景には半導体大手エヌビディアによる大規模な株式取得の判明を機に、アナリストの強気な見方が連鎖していることがある。
エヌビディアの出資判明が転換点に
今週初め、エヌビディアが米証券取引委員会(SEC)への届出書(13G)を通じて、ネビウスの9.3%に相当する株式を間接的に保有していることが明らかになった。これは、2026年3月に発表された20億ドルの戦略的投資の一環で取得されたもの。
保有株式の内訳は以下の通りとなっている。
- 既存のAクラス株式:約119万株
- 事前資金調達型ワラント(新株予約権)を通じて取得可能な株式:約2100万株
- 合計:約2226万株
このニュースが、ネビウスに対する市場のセンチメントを決定的に好転させる主な要因となった。
アナリストの評価が相次ぐ
Adエヌビディアの出資判明後、アナリストによる評価見直しが活発化している。22日のベアードによるカバレッジ開始(投資判断「アウトパフォーム」、目標株価250ドル)は、この流れをさらに加速させた。
7月20日には、ノースランド・キャピタル・マーケッツが目標株価を248ドルから410ドルへ引き上げ、「アウトパフォーム」の評価を維持。フリーダム・キャピタルも投資判断を「ストロング・バイ」に格上げし、目標株価を159ドルから200ドルへと引き上げた。アナリストの間で、同社への強気なコンセンサスが形成されつつある。
事業・財務面での好材料も支援
アナリストの評価を裏付けるように、同社は事業および財務面でも好材料を発表している。リフレクションAI社との間で、2029年まで続く10億ドル超の複数年にわたるコンピューティング能力提供契約を締結した。
さらに、同社初となるシニア担保付債務による資金調達として、7億7500万ドルの資産担保証券(ABS)による融資枠を確保した。これは、一部のアナリストが懸念していた資本構成に関する疑問に応える動きとみられている。ナスダック総合指数が軟調に推移するなど、市場全体が不安定な中にあっても、これらの複合的な好材料がネビウス株を押し上げている。