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モリナ・ヘルスケア株が急落、通期売上高見通しが市場予想を下回る

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米医療保険サービス大手のモリナ・ヘルスケア(MOH)の株価が、23日の時間外取引で急落した。第2四半期決算は市場予想を上回ったものの、同時に発表された2026年通期の売上高見通しが市場の期待を大幅に下回ったことが売り材料となった。
通期売上高見通しが市場予想を下回る
同社が22日引け後に発表した2026年第2四半期決算によると、調整後1株当たり利益(EPS)は1.51ドルとなり、アナリスト予想(約1.39~1.40ドル)を上回った。売上高も約108億7000万ドルで、ほぼ予想通りの着地となった。
しかし、投資家が問題視したのは2026年通期の業績見通しだ。売上高見通しは約420億ドルに据え置かれたが、これは市場コンセンサスの約442億8000万ドルを大きく下回る水準だった。通期の調整後EPS見通しは従来の「5.00ドル以上」から「5.25ドル以上」へと引き上げられたものの、売上高への懸念を払拭するには至らなかった。
複数の逆風が重しに
ジョセフ・ズブレスキー最高経営責任者(CEO)が2026年をメディケイド(低所得者向け公的医療保険)事業の税引き前利益率における「谷間の年」と表現したことも、投資家の不安心理を煽った。
Adさらに、以下の要因も株価の重しとなっている。
- マーケットプレイス(医療保険制度改革法に基づく保険市場)における加入者獲得への圧力
- フロリダ州でのメディケイド契約に関連する立ち上げコスト
- 会員数の減少(第1四半期の500万人から第2四半期末には490万人へ減少)
市場の反応
決算発表を受け、同社株は23日のプレマーケット取引で9.2%安の201.27ドルまで下落した。決算発表前の数週間で株価が大幅に上昇していたこともあり、市場の期待値が高まっていた。
アナリストの見方も決算発表前には分かれており、一部の証券会社が目標株価を引き上げる一方、バークレイズは医療費圧力やメディケイド加入者数の減少を警戒し、目標株価を引き下げていた。結果として、良好な純利益だけでは、売上高の成長軌道に対する投資家の懸念を打ち消すことができず、売りが優勢となった。