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メルク株が上昇、主力のがん治療薬「キイトルーダ」の臨床試験で好結果

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Jul 15, 20261 min read
メルク株が上昇、主力のがん治療薬「キイトルーダ」の臨床試験で好結果

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米製薬大手メルクの株価が時間外取引で上昇。主力のがん治療薬「キイトルーダ」に関する2つの第3相臨床試験で肯定的な結果が報告されたことが好感された。

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米製薬大手メルク(Merck & Co.)の株価は、15日の時間外取引で2.8%上昇した。同社の主力免疫チェックポイント阻害剤「キイトルーダ」に関する2つの重要な第3相臨床試験で良好な結果が得られたことが背景にある。

2つの臨床試験で主要評価項目を達成

メルクの発表によると、まず「KEYNOTE-C93」試験において、進行・再発性の子宮内膜がん患者を対象としたキイトルーダの単剤療法が、標準的な化学療法(カルボプラチンとパクリタキセル)と比較して、主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)を達成した。また、全生存期間(OS)においても改善傾向が示されたという。

さらに、Kelun-Biotech社と共同で実施した「OptiTROP-Lung06」試験でも肯定的な結果が報告された。この試験では、PD-L1陰性の非小細胞肺がん患者に対し、Kelun-Biotech社の抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)とキイトルーダを併用。こちらも主要評価項目である無増悪生存期間を達成した。この治療が困難な患者層において、世界で初めて第3相試験で成功を収めたことは、キイトルーダが様々ながん種で併用療法の基盤となる可能性を改めて示すものとなる。

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市場の評価と今後の見通し

一連の好材料は、市場のセンチメントを押し上げている。最近ではBMOキャピタルがメルクの目標株価を142ドルに引き上げ、投資判断を「アウトパフォーム」で維持。皮下注射製剤「Qlex」の恒久的な償還コード取得による力強い普及を見込んでいる。

これらの臨床試験の成功は、8月4日に予定されている2026年第2四半期決算を前に、投資家の信頼感を高める要因となっている。パイプラインにおける前向きなデータが蓄積されることで、長期的な特許切れ懸念は残るものの、キイトルーダ・フランチャイズの短期的な成長軌道に対する期待が再評価されている。

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