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マーベル・テクノロジー株が急伸、AI・光通信セクターへの買いが再燃

Summary
半導体大手マーベル・テクノロジーの株価が、AI・光通信セクター全体のラリーとアナリストの強気な見方を背景に急伸。データセンター向け事業の力強い成長予測が買い材料となった。
半導体大手マーベル・テクノロジー(MRVL)の株価が9日の米株式市場で一時6.3%以上急伸し、246.20ドルに達した。AI(人工知能)や光通信関連銘柄への買いがセクター全体で再燃したほか、アナリストが同社の力強い成長見通しを再確認したことが追い風となった。
AI・光通信関連株が全面高
この日の上昇の主な要因は、光通信セクター全体への広範な買い戻しだ。マーベル株は、コーニング、コヒレント、ルメンタムといった同業他社の株価とともに大きく上昇した。
マーベルの株価は、直近数週間で320ドル超の水準から前日終値の231.71ドルまで大幅に下落しており、テクニカル的に売られ過ぎの状態にあった。このため、投資家心理が好転した際に反発が増幅されやすい地合いとなっていた。
RBCが強気見通しを維持
さらに、RBCキャピタル・マーケッツがマーベルに対する「アウトパフォーム」の投資判断と目標株価360ドルを再表明したことも、買いを後押しした。
AdRBCは、AIネットワーキング需要、光接続技術におけるリーダーシップ、そしてカスタムXPU(特定用途向けプロセッサー)チップのパイプライン拡大を背景に、同社のデータセンター向け売上高が今年および来年に50%以上成長すると予測している。マーベルは、光DSPやシリコンフォトニクス、カスタムAIアクセラレーターの主要サプライヤーとして、ハイパースケーラーによるインフラ投資拡大の直接的な恩恵を受ける立場にある。
セクター主導の動き
同日のS&P 500種株価指数とナスダック総合指数の上昇率がそれぞれ0.1%程度にとどまったことからも、マーベルの急伸は市場全体の地合いではなく、同社およびセクター固有の要因によって引き起こされたことが示唆される。
テクニカル的な売られ過ぎの状態、アナリストによる強気な評価の再確認、そしてAI・光インフラ関連銘柄への資金還流という3つの要因が重なり、今回の急反発につながった。