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米市場、決算発表とFRB会合を注視 AI大手が相次ぎ登場

Summary
米国の第2四半期決算シーズンは今週ピークを迎え、主要なAI関連ハイテク企業が相次いで発表を行う。市場は米連邦準備理事会(FRB)の金融政策決定会合にも注目しており、重要な一週間となる。
米株式市場は、第2四半期の決算発表が最も集中する一週間を迎える。投資家の注目は、人工知能(AI)分野を牽引する大手ハイテク企業の業績と、開催される米連邦準備理事会(FRB)の金融政策会合に集まっている。
第2四半期決算発表が本格化
今週はS&P 500種株価指数を構成する企業の約3分の1が決算を発表する予定で、シーズンは佳境に入る。特に注目されるのは、アップル、メタ、マイクロソフト、アマゾンといった巨大IT企業だ。
LSEG IBESのデータによると、すでに発表を終えた80社以上の実績から、S&P 500構成企業の第2四半期の利益は前年同期比で26.5%の増加となるペースだ。しかし、先週はアルファベットとテスラの決算発表後に株価が急落。特にアルファベットのAIへの大規模な追加投資計画が嫌気されたことで、今週発表を控える他のAI関連銘柄にも警戒感が広がっている。
FRBの金融政策会合も焦点に
市場が注視するもう一つの重要イベントは、水曜日に結果が判明するFRBの金融政策会合だ。CMEのFedWatchツールによると、金利は現行水準で据え置かれるとの見方が大勢で、トレーダーが織り込む利上げの確率は33.7%にとどまっている。
Adケビン・ウォルシュ新議長の下で2度目となる今回の会合では、政策金利の据え置きが予想される中でも、声明文や議長の記者会見での発言が今後の金利の方向性を探る上で重要な手がかりとなる。市場関係者は、将来の金融引き締めに関するヒントを注意深く見守ることになる。
市場の背景と見通し
先週の米株式市場は、S&P 500とナスダック総合指数が2週連続で下落。ダウ工業株30種平均も3週連続のマイナスとなった。これは主に、アルファベットとテスラの決算発表後の株価下落が市場の重荷となったためだ。
アナリストからは、最近のハイテク株の軟調さは一時的なものと捉え「押し目買い」を推奨する声(JPモルガン)や、AI以外のセクターへの資金循環が続くと見る向き(モルガン・スタンレー)もある。一方で、中東情勢の緊迫化や11月の中間選挙を前に、市場の不確実性が高まる可能性も指摘されている。