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マッコーリー新CEOにグレッグ・ウォード氏、安定経営を市場は評価

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Jul 23, 20261 min read
マッコーリー新CEOにグレッグ・ウォード氏、安定経営を市場は評価

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豪投資銀行マッコーリー・グループは、リテール部門責任者のグレッグ・ウォード氏を次期CEOに任命した。市場は同氏の豊富な経験と実績を評価し、安定した経営の継続を期待している。

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オーストラリアの投資銀行大手マッコーリー・グループは、リテール銀行部門を率いてきたグレッグ・ウォード氏を、約60年の歴史で7人目となる最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。市場はこの人事を安定路線と受け止めており、同行の株価は発表後もほぼ横ばいで推移した。

リテール事業を国内5位に育てた実績

ウォード氏は2013年にマッコーリーのリテール銀行部門の責任者に就任。当時、同行の住宅ローン市場におけるシェアは1%未満だったが、支店を持たないオンライン専用モデルと、テクノロジーを活用した迅速な審査、競争力のある金利を武器に事業を急拡大させた。

その結果、現在では住宅ローン残高が約2000億豪ドルに達し、市場シェアは7%を超え、国内第4位のANZ銀行(シェア13%)に迫る規模にまで成長させた。この目覚ましい実績が、次期CEOとしての評価につながった。

慎重さと野心を併せ持つ人物

ウォード氏は1996年にマッコーリーに入社し、翌1997年には29歳の若さで最高財務責任者(CFO)に就任。2008年から2009年にかけての金融危機では、評価損の計上や大幅な減益といった困難な局面を乗り越えた経験を持つ。

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一方で、ポルシェでカーレースに参戦するという野心的な側面も持つ。レース関係者は、同氏のレーススタイルを「極めて細部への注意力が求められる」「データ主導型」と評しており、これはリスク管理と緻密な戦略が求められる金融業務にも通じる資質と言える。

市場は安定路線を好感

今回のCEO交代について、市場関係者はおおむね好意的に受け止めている。マッコーリーの株を保有するアーゴ・インベストメンツのポートフォリオ・マネージャー、アンディ・フォースター氏は「グレッグは事業を熟知しており、その実績は素晴らしい。抜本的な何かが変わるとは思わない」と述べ、経営の継続性に期待感を示した。

地政学的・経済的な不確実性が高まる中、市場はウォード氏の経験と慎重な手腕が、マッコーリーの安定した成長を維持することにつながると見ている。

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