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英住宅MJグリーソンが上昇、通期利益見通しが市場予想と一致

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英国の低価格住宅建設会社MJグリーソン(GLE)の株価が10日、2.1%上昇し238ペンスに達した。同社が発表した2026年6月期通期のトレーディング・アップデートで、調整後税引前利益が市場コンセンサスに沿う見通しであることが示され、投資家の不透明感が後退した。
予想通りの利益見通しが安心感を誘う
MJグリーソンが発表した最新の業績見通しによると、2026年6月30日に終了した事業年度の調整後グループ税引前利益は、市場コンセンサスである約1010万ポンドと一致する見込みだ。同社の株価はここ数ヶ月、52週安値の221ペンス近辺で推移しており、今回の発表は主要な懸念材料を払拭する形となった。
好調な事業指標が株価を後押し
アップデートで示された事業内容も、投資家心理を支える要因となった。主要部門であるグリーソン・ホームズの業績は堅調で、投資家の信頼感を高めた。
- 住宅販売戸数: 2026年通期で1,968戸を達成し、前年の1,793戸から増加した。
- 純予約率: 1サイト・週あたりの純予約率は、通年で0.71から0.77へと改善し、特に下半期は0.80に加速した。
- 受注残: 年度末時点での受注残は848区画に上る。
Adこれらに加え、同社の経営幹部が最近、従業員向け株式所有制度を通じて自社株を買い増したことも、経営陣の自信を示すささやかながらも前向きなシグナルと受け止められた。
市場環境と今後の見通し
当日の英国株式市場全体が堅調だったことも、同社株価の追い風となった。中東の地政学的緊張が緩和したとの見方からFTSE 100種株価指数が0.23%上昇し、マクロ経済環境に敏感な住宅建設セクターにも買い安心感が広がった。
一方で、同社は2027年度のガイダンスについて、地政学的な不確実性や行政手続きの遅れを理由に慎重な見方を示した。しかし、市場は目先の慎重な見通しよりも、社内の再編プログラムを通じた事業運営の着実な進展をより重視した模様だ。