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レバノン軍、イスラエル撤退後の南部ザワタル・アル・ガルビーヤに展開=当局者

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Jul 21, 20261 min read
レバノン軍、イスラエル撤退後の南部ザワタル・アル・ガルビーヤに展開=当局者

Summary

レバノン治安当局高官によると、同国軍は21日、イスラエル軍が撤退した南部ザワタル・アル・ガルビーヤ町に部隊を展開した。米国が仲介した段階的撤退計画の最初の試金石となる。

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レバノンの治安当局高官によると、同国軍は21日、イスラエル軍が撤退した南部ザワタル・アル・ガルビーヤ町に部隊の展開を開始した。これは、米国が仲介した緊張緩和に向けた計画に沿った動きであり、合意の実行可能性を占う最初の重要な試金石となる。

米国仲介の段階的計画、初の試金石に

この動きは、イスラエル軍が月曜に開始を発表した「パイロットゾーン・プログラム」と呼ばれる計画の一環。同計画は、レバノン南部の一部地域でレバノン軍がイランの支援を受ける武装組織ヒズボラの武器を押収し、それと並行してイスラエル軍が段階的に撤退することを想定している。

火曜日の領土引き渡しは、この計画における最初の具体的な履行となる。レバノン政府は、この計画を通じて、イスラエル軍が占領を続ける同国領土の深さ約10kmの帯状地域に対する支配権を回復することを目指している。

地政学リスクと市場への影響

イスラエルとヒズボラの間の直近の戦闘は3月初旬に勃発。この地域では数十の村が破壊され、病院や発電所などの公共インフラも深刻な被害を受けてきた。今回の合意が遵守され、緊張緩和が進むかは、中東全体の地政学リスクを左右する重要な要素となる。

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市場関係者は、この地域の安定化に向けた動きを注視している。計画が頓挫し、再び軍事的緊張が高まる事態となれば、原油価格の急騰や、投資家が安全資産に資金を移す「リスクオフ」ムードが強まる可能性があるためだ。

関係国の思惑と今後の展望

イスラエル軍当局者は月曜、このパイロット・プログラムが「対象となる3つの村において、武器を携帯する権限を持つ唯一の公的機関としてのレバノン国軍の主権を試すものだ」と述べている。イスラエル政府関係者は、レバノンがヒズボラを武装解除できるかについて懐疑的な見方を示しているが、今回の合意をレバノンとの長期的な和平構築に向けた不可欠な一歩と見なしている。

レバノン軍は、地域の安全が安定するまで町に入らないよう住民に呼びかけるとともに、展開した部隊の指示に従うよう求めている。なお、レバノンのジョセフ・アウン大統領は火曜日にワシントンで米国のドナルド・トランプ大統領と会談する予定となっており、今後の動向が注目される。

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