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アナリスト評価を受けカービー株が急騰、市場に逆行高

Summary
米国のバージ船運航大手カービー・コーポレーションの株価が8日、アナリストによる目標株価の引き上げや投資判断の好評価が相次いだことを受け、市場全体が下落する中で大幅に上昇しました。
米国のタンクバージ運航最大手であるカービー・コーポレーション(KEX)の株価が、8日午前の取引で6.7%急騰しました。これは、BofAセキュリティーズとスティーブンスという2つの証券会社が同社に対して好意的な評価を相次いで発表したことが主な要因です。
BofAセキュリティーズは、カービーの目標株価を従来の169ドルから182ドルに引き上げ、「買い」の投資判断を維持しました。同行は、内陸水路輸送の運賃上昇の勢いが加速していることや、発電事業部門の受注残高が10億ドルを超えたことを理由に挙げています。特に、経営陣が今後18ヶ月で発電事業の収益が倍増するとの見通しを示したことが、短期的な収益成長への期待を高めました。
さらに、スティーブンスも同日、カービーの株式カバレッジを「オーバーウエート」の評価で開始しました。これにより、同社をカバーするアナリスト全員が「買い」またはそれに相当する評価となり、中立や売りの評価はなくなりました。両社ともに、内陸バージ市場の良好な需給バランスと、流通・サービス部門における構造的な成長機会を長期的な成長要因として指摘しています。
Adこれらのアナリストによる評価は、同社の堅調な業績を背景としています。カービーが4月下旬に発表した2026年第1四半期決算では、1株当たり利益(EPS)が1.50ドルとなり、売上高とともに市場のコンセンサス予想を上回りました。これを受け、同社は2026年通期のEPS成長率見通しを従来の0%~12%から5%~15%へと上方修正しています。
この日の株価上昇は、S&P 500やダウ平均株価などの主要指数が下落する中で起きており、市場全体に逆行する動きとなりました。有力アナリストによる相次ぐ好評価と堅実なファンダメンタルズが組み合わさり、投資家の強い買いを呼び込んだ形です。株価は一時144.36ドルの日中高値を付けました。