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キア・グループ株が急伸、好決算と過去最高の受注残高を好感

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Sep 15, 20261 min read
キア・グループ株が急伸、好決算と過去最高の受注残高を好感

Summary

英国の建設大手キア・グループが好調な通期決算と10年以上ぶりとなるネットキャッシュ達成を発表し、株価が大幅に上昇した。過去最高の受注残高と強気な見通しも投資家心理を押し上げた。

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英国のインフラ・建設大手キア・グループの株価が15日、大幅に上昇した。同日発表した2026年6月期の通期決算が市場予想を上回る好調な内容となり、10年以上にわたる財務再建が実を結んだことが好感された。

市場予想を上回る好決算

同社が発表した2026年6月30日終了の会計年度決算は、主要な財務指標のすべてにおいて市場予想と同等かそれを上回る結果となった。

  • 売上高: 43億9000万ポンド(前年同期比7.5%増)
  • 調整後営業利益: 1億6980万ポンド(同6.7%増)
  • 調整後1株当たり利益(EPS): 23.5ペンス(同8.8%増)

特に注目されるのは、同社が10年以上ぶりに平均でネットキャッシュ・ポジション(純現金保有)を達成したことだ。これは、長年にわたる財務体質の改善が大きな節目を迎えたことを示している。

過去最高の受注残高と強気な見通し

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今後の事業の安定性を示す受注残高は、前年比8%増の119億ポンドと過去最高を記録した。これにより、2027年度の予想収益の95%以上、2028年度の70%以上がすでに確保されており、建設業界では異例の収益見通しの高さとなっている。

スチュアート・トグウェル最高経営責任者(CEO)は、2027年度の利益が取締役会の従来予想の上限に達するとの自信を示し、投資家の信頼感をさらに高めた。同社は年間配当を8%増額し、2500万ポンドの自社株買いプログラムも継続しており、株主還元への積極的な姿勢も評価された。

市場の反応

この日、原油価格の上昇や英国債利回りの上昇を背景に、より広範なFTSE250種株価指数が下落する中で、キア・グループの株価は3.8%高の257.4ペンスまで上昇し、市場全体の流れに逆行した。

好調な業績、財務基盤の抜本的な改善、増配、そして記録的な受注残高という複合的な好材料が、投資家による同社株の再評価を促した。今回の決算は、同社の複数年にわたる経営再建が、一貫してキャッシュを生み出す成長へと移行したことを市場に強く印象付けた形だ。

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