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J&J株が逆行高、整形外科事業のアポロへの売却報道で

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Sep 14, 20261 min read
J&J株が逆行高、整形外科事業のアポロへの売却報道で
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米ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の株価が、市場全体の地合いが悪化する中で逆行高となっている。米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが、J&Jの整形外科事業部門「デピュイ・シンセス」を約200億ドルで買収するため交渉中であると報じられたことが材料視された。

整形外科事業の売却交渉が浮上

ブルームバーグが最初に報じ、ウォール・ストリート・ジャーナルも確認したこの報道によると、アポロはデピュイ・シンセス事業の買収に向けてJ&Jと協議を進めているという。時間外取引でJ&Jの株価は1.4%上昇した。

投資家は、この売却案を、J&Jが以前から計画していた同事業のスピンオフ(分離・独立)よりも迅速で株主価値の向上につながる選択肢だと評価している。売却が実現すれば、J&Jはより早く資金を確保し、事業の再編を加速させることが可能になる。

事業再編と成長分野への集中

J&Jは2025年10月にデピュイ・シンセス事業を分離する計画を発表していた。同社のメドテック部門の会長であるティム・シュミット氏は先日のカンファレンスで、売却かスピンオフか、株主価値を最大化する道筋を模索していると改めて表明していた。

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アポロとの取引が早期にまとまれば、J&Jは得られた資金を、より利益率の高い革新的医薬品(イノベーティブ・メディスン)部門に再投資できる。これにより、同社は成長分野への集中を一層進めることができるとみられる。

市場の反応とその他の好材料

この日の米国株式市場は、S&P500が0.7%、ダウ工業株30種平均が0.4%下落するなど、全体的に軟調な展開となっており、J&Jの株価上昇は個別材料によるアウトパフォームを明確に示している。

さらに、以下の要因も株価を後押ししている。

  • 投資家向けカンファレンス: J&Jはモルガン・スタンレー主催のグローバル・ヘルスケア・カンファレンスに登壇し、経営陣の動向が機関投資家から注目されている。
  • 新薬の良好なデータ: 最近公表された肺がん治療薬「リブレバント」の第3相臨床試験データでは、全生存期間の中央値が化学療法単独の27.9カ月に対し34.3カ月と良好な結果を示し、同社のがん領域におけるパイプラインの強さが示された。
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