Story
ジョビー・アビエーション株、ヴァージン・アトランティックとの英国エアタクシー提携で上昇

Summary
電動エアタクシー開発のジョビー・アビエーションが、英ヴァージン・アトランティック航空との独占提携を発表し、株価が4%上昇した。この提携により、英国でのサービス開始に向けた具体的な道筋が示された。
電動航空機(eVTOL)を開発する米ジョビー・アビエーション(NYSE: JOBY)の株価が水曜午前に4%上昇した。英国のヴァージン・アトランティック航空と、同国で電動エアタクシーサービスを展開するための独占的パートナーシップ契約を締結したことが好感された。
提携の概要
ファンボロー国際航空ショーで発表されたこの複数年にわたる正式契約により、ジョビーは英国におけるヴァージン・アトランティック航空の独占的なエアタクシーパートナーとなる。この提携は、ヴァージン・アトランティックの株式49%を保有するデルタ航空とジョビーとの既存の関係を基盤としている。
契約に基づき、ヴァージン・アトランティックは自社のモバイルアプリやウェブサイトなどの予約プラットフォームにジョビーのエアタクシーサービスを統合する。これにより、英国の旅行者は長距離フライトと合わせて、空港と都市部を結ぶエアタクシーを予約できるようになる。
英国でのサービス展開計画
ジョビーは、ヴァージン・アトランティックのハブ空港であるロンドンとマンチェスターでのサービス開始を計画している。特にマンチェスターは、イングランド北部への接続拠点として位置づけられる。
初期の想定ルートには以下のようなものが含まれる。
Ad- マンチェスター空港からリーズまで: 約15分
- ヒースロー空港からロンドン中心部まで: 最短8分
これらのルートは現在、自動車で1時間以上を要する。ヴァージン・アトランティックは両ハブ空港でのインフラ統合や顧客獲得を支援し、ジョビーは機体の運航、ルート管理、英国民間航空局(CAA)からの規制当局の承認取得を単独で担当する。
市場への示唆と今後の展望
この提携は、ジョビーにとって主要な国際市場である英国での商業化に向けた明確な道筋を提供するものであり、投資家から好意的に受け止められた。ヴァージン・アトランティックという強力なブランドと顧客基盤を活用することで、サービス開始時の需要を確保しやすくなる。
ジョビーの機体は、最大100マイル(約160km)の航続距離に最適化されている。機体の認証は、米連邦航空局(FAA)と英国CAA間の二国間航空安全協定の下で進められており、商業運航の実現に向けた重要なステップとなる。