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米時間外取引:JBハントは決算好感で上昇、ユナイテッド航空は見通し嫌気で下落

Summary
15日の米株式市場の時間外取引では、物流大手JBハントが決算好感で急伸した一方、ユナイテッド航空は慎重な業績見通しが嫌気され下落。ASTスペースモバイルは資金調達、ジャビルは自社株買いが材料視された。
15日の米国株式市場の時間外取引では、決算内容や企業発表が材料視され、個別銘柄で株価が大きく変動した。物流大手のJBハント・トランスポート・サービシズが好決算を受けて上昇した一方、ユナイテッド航空は期待外れの業績見通しを示し、売りに押された。
決算発表で明暗
貨物輸送・物流大手のJBハント・トランスポート・サービシズ(JBHT)の株価は、第2四半期決算が市場予想を上回ったことを好感し、時間外で6%上昇した。
- 一株当たり利益(EPS):1.91ドル(市場予想:1.73ドル)
- 売上高:35億ドル(市場予想:32.3億ドル)
同社によると、インターモーダル(複合一貫輸送)の物量と貨物需要が想定以上に回復したことが好業績につながった。この結果は、輸送セクターの健全性に対する投資家の見方を強める可能性がある。
Ad一方、ユナイテッド・航空(UAL)は、第2四半期のEPSが1.99ドル、売上高が177億ドルとなり、いずれも市場予想を上回ったにもかかわらず、株価は4%下落した。株価下落の引き金となったのは、同社が示した第3四半期の業績見通しだ。第3四半期のEPS見通しを2.50ドルから3.50ドルの範囲としたが、これは市場コンセンサスの3.62ドルを大幅に下回る水準だった。燃料費の上昇と航空券価格への緩やかな圧力が、短期的な収益性の重しとなっている。
資金調達と株主還元も材料に
衛星ブロードバンド開発を手がけるASTスペースモバイル(ASTS)は、大規模な資金調達計画を発表したことを受け、株価が10%急落した。同社は2034年満期の転換社債を10億ドル発行する計画で、引受会社には追加で1億5000万ドル分を購入するオプションが付与される。この資金調達は宇宙ベースの携帯電話網構築にとって不可欠な運転資金を確保するものだが、投資家は将来的な株式の希薄化リスクを警戒している。
電子機器製造受託サービス(EMS)大手のジャビル(JBL)は、取締役会が最大15億ドルの新たな自社株買いプログラムを承認したと発表し、株価は0.8%上昇した。同社は市場の状況に応じて、公開市場で機動的に自社株を買い戻す方針だ。この大規模な株主還元策は、同社のキャッシュフロー創出能力に対する経営陣の自信の表れと受け止められ、株主から好意的に評価された。