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円、40年ぶり安値圏に沈む、当局の介入姿勢に市場の試練

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Jul 13, 20261 min read
円、40年ぶり安値圏に沈む、当局の介入姿勢に市場の試練
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外国為替市場で円安が再び進行し、対ドルで162円台まで下落、約40年ぶりの安値水準に迫っている。市場参加者は日本政府・日銀による円買い介入の可能性を警戒しつつも、具体的な動きが見られないことから円を売り込む動きを強めており、当局の姿勢が試される展開となっている。

介入不在で円売り再燃

7日のアジア市場序盤、円は対ドルで162円台の弱い水準で推移した。対英ポンドでは一時217.09円と2007年以来の安値に近づき、対ユーロでも185.47円前後まで下落した。

市場では、流動性が低下する米国の祝日中に日本当局が介入に踏み切るとの観測があった。しかし、介入が実施されなかったことで、トレーダーは円をさらに押し下げる動きを強めている。MUFGのシニア通貨アナリスト、リー・ハードマン氏は「(介入がなかったことが)円が最近の上昇分の一部を失う一因となった」と指摘する。ただし、突発的な介入への警戒感が円相場の下値を支え、一方的な下落を抑制している側面もある。

ドル安の中での円独歩安

今回の円安は、米ドルが主要通貨バスケットに対して軟調に推移する中で起きている点が特徴的だ。背景には、予想を大幅に下回った米雇用統計を受け、市場が年内の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ期待を後退させていることがある。

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ロイター通信によると、市場が織り込む12月までの利上げ幅は、1週間前の約38ベーシスポイント(bp)から約29bpまで低下した。これにより、ユーロは対ドルで1.1442ドル、英ポンドは1.34005ドルまで上昇している。コモンウェルス銀行の通貨ストラテジスト、キャロル・コング氏は、現在の市場の織り込みは「やや過小評価されている」との見方を示した。

今後の焦点はFOMC議事要旨

市場の次の注目点は、9日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の6月会合議事要旨だ。今後の金利見通しに関する手がかりが得られるかが焦点となる。

しかし、コング氏は「ウォルシュ議長はフォワードガイダンスの提供を好まないことが知られており、今回の議事要旨は以前のものほど有益な情報を含まない可能性がある」と分析しており、FRBの明確なスタンスを見極めるのは難しいかもしれない。

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