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Hut 8株が急騰、テキサス州の巨大AIデータセンター契約を好感

AIインフラとデータセンター事業を手掛けるHut 8(HUT)の株価が20日の取引で10%以上急騰しました。同社がテキサス州に保有する巨大AIデータセンター「Beacon Point」キャンパスにおいて、新たに長期の大規模リース契約を締結し、同施設の商業化を完了したことが好感されました。
テキサス州の巨大データセンターが全面稼働へ
Hut 8の発表によると、同社はテキサス州の1ギガワット規模の「Beacon Point」AIデータセンターキャンパスで、第2フェーズとなるリース契約を締結しました。契約相手は第1フェーズと同じ投資適格級のテナントで、期間は15年、IT容量は352メガワット(MW)、基本契約期間における価値は98億ドルに上ります。
この契約により、同キャンパスで契約済みの総IT容量は704MW、キャンパス全体の基本契約期間における契約価値は196億ドルに達しました。同社のAIデータセンターポートフォリオ全体の累計契約価値は266億ドルとなり、年間の平均純営業利益は17億5000万ドルを超える見込みです。
アッシャー・ジェヌートCEOは、「未開発の土地を最初のリースからわずか数ヶ月で完全な商業化に導いた」と述べ、プロジェクトの迅速な遂行能力を強調しました。
ウォール街からの強い支持と株価への影響
Adこの発表はウォール街からも高く評価されています。NeedhamはHut 8の目標株価を128ドルから145ドルに引き上げ、投資判断「買い」を維持しました。現在、同社をカバーするアナリスト16社すべてが買い推奨としています。
こうした好材料に加え、現在進行中の最大2億5000万ドル(616万株相当)の自社株買いプログラムも、株価の需要を下支えする要因となっています。
AIインフラセクター全体への波及効果
Hut 8のニュースは、AIインフラやコンピューティング関連セクター全体にポジティブな影響を与えました。同業のIRENやCipher Miningといった企業の株価も同日の取引で連れ高となる「シンパシー・ラリー」が見られました。
大規模な契約による長期的な収益の安定化、アナリストからの全面的な支持、そしてセクター全体への好影響が組み合わさり、Hut 8の株価を押し上げる強力な要因となりました。