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米下院、12月4日までのつなぎ予算案を可決 政府機関閉鎖を当面回避

Summary
米下院は、政府機関の一部閉鎖を回避するため、12月4日まで連邦政府に資金を供給するつなぎ予算案を賛成220、反対205で可決した。法案は上院での審議に移るが、可決には超党派の支持が必要となる。
米国下院は火曜日、政府機関の一部閉鎖を回避するため、12月4日までの連邦政府の活動資金を確保するつなぎ予算案を賛成220、反対205で可決した。これにより、中間選挙を前にした政府機能の停止という事態は当面避けられたが、法案は上院で厳しい審議に直面することになる。
法案可決の背景
今回の措置は、9月30日に期限を迎える現行会計年度末を前に、新年度の本格的な予算案が成立していないことを受けたものだ。マイク・ジョンソン下院議長(共和党)は、秋の選挙戦シーズン中に民主党との予算を巡る対立が激化するのを避ける狙いがある。
与党である共和党は現在、ホワイトハウスと上下両院の多数派を占めており、中間選挙前に政府機関が閉鎖に追い込まれれば、政治的に大きな打撃となりかねない。
上院での課題と市場への影響
下院を通過した法案は上院に送付されるが、可決の見通しは不透明だ。法案審議を進めるには、共和党は少なくとも7人の民主党議員からの支持を取り付ける必要があると報じられている。
Ad予算編成を巡っては、下院共和党内の意見対立に加え、上院では国防費の水準を巡り与野党間の協議が難航している。このため、本来必要とされる12本の歳出法案の審議が完了していないのが現状だ。
米国の財政運営を巡る不透明感は、金融市場にとって潜在的なリスク要因となる。政府機関閉鎖が一時的に回避されたとしても、根本的な政治対立が解決されない限り、投資家は引き続き米国の政治動向を注視する必要がある。
異例の党派的対立
今回の採決では、ほとんどの民主党議員が反対票を投じた。つなぎ予算案は通常、超党派の支持を得て可決されることが多いため、これは異例の展開と言える。この強い党派的な対立は、今後の予算交渉がさらに困難を極める可能性を示唆している。