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ヒムズ・アンド・ハーズ株が急騰、FDA諮問委がペプチドに肯定的見解

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Jul 23, 20261 min read
ヒムズ・アンド・ハーズ株が急騰、FDA諮問委がペプチドに肯定的見解

Summary

遠隔医療サービス企業のヒムズ・アンド・ハーズ・ヘルス株が23日、大幅に上昇。同社が注力するペプチド「BPC-157」について、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が予想に反して肯定的な勧告を行ったことが好感された。

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遠隔医療サービスを手がけるヒムズ・アンド・ハーズ・ヘルス(HIMS)の株価が23日の取引で急騰した。同社が戦略的に注力するペプチド化合物「BPC-157」について、米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が肯定的な勧告を賛成多数で可決したことが材料視された。

FDA諮問委、予想外の肯定的判断

FDAの医薬品調整諮問委員会は23日、BPC-157を「503A条バルク物質リスト」に追加することを推奨する採決を、賛成8、反対6、棄権1で行った。このリストへの追加が実現すれば、同化合物を用いた合法的な処方薬の調整(コンパウンディング)への道が開かれることになる。

この結果は、市場にとって大きなポジティブサプライズとなった。Investing.comによると、FDAの事務局はこれまで、ヒトでのデータが限定的であることや安全性の懸念が未解決であることを理由に、同化合物のエビデンスに対して懐疑的な見方を示していた。なお、諮問委員会の勧告に法的な拘束力はなく、最終的な判断はFDAが下すことになる。

市場の反応とHIMSの戦略

このニュースを受け、ヒムズ・アンド・ハーズの株価は一時、当日の安値30.81ドルから高値35.85ドルまで急伸し、午後の取引で4.9%高で引けた。同日の株式市場は、S&P 500が1.4%安、ナスダック総合指数が2.3%安となるなど全面安の展開であり、同社固有の好材料が株価を押し上げた形だ。

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投資家は、この勧告をヒムズ・アンド・ハーズの戦略を後押しする重要な一歩と捉えている。同社はペプチド分野への進出を積極的に進めており、2025年初頭にはカリフォルニア州のペプチド製造施設を買収していた。

背景と今後の注目点

今回の採決を前に、市場心理は慎重だった。同社株は過去3営業日続落しており、直前には最高財務責任者(CFO)が約22万9000ドル相当の自社株を売却したことも重しとなっていた。

予想を上回る規制関連の好材料、同社がすでに構築しているペプチド事業のインフラ、そしてイベント前の株価の落ち込みという3つの要因が重なり、今回の急反発につながったとみられる。諮問委員会では、KPVやTB-500など他のペプチドに関する採決も予定されており、今後の動向が引き続き注目される。

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