Story
シャーロット拠点のヘイワード、好決算を発表 次はソニック・オートモーティブに注目

Summary
プール機器メーカーのヘイワードHDが市場予想を上回る第2四半期決算を発表し、株価が時間外で急騰。市場の関心は、翌日に決算発表を控える同じくシャーロットを拠点とするソニック・オートモーティブに移っている。
米ノースカロライナ州シャーロットを拠点とするプール技術メーカー、ヘイワード・ホールディングス(Hayward Holdings, NASDAQ:HAYW)が、市場予想を上回る2026年第2四半期決算を発表し、株価が時間外取引で大幅に上昇した。市場の注目は、同じくシャーロットに本社を置く自動車販売大手ソニック・オートモーティブ(Sonic Automotive, NYSE:SAH)の決算発表に移りつつある。
ヘイワード、予想上回る好決算
ヘイワードが発表した第2四半期の純売上高は3億1840万ドルとなり、市場コンセンサス予想の3億1270万ドルを上回った。調整後1株当たり利益(EPS)も0.26ドルと、予想の0.25ドルを1セント上回る結果となった。Investing.comのデータによると、この発表を受け、同社株は29日午前7時43分(米東部時間)時点の時間外取引で7.15%高の16.19ドルまで急騰した。
- 調整後EBITDA: 前年同期比5%増の9270万ドル
- 通期ガイダンス: 調整後EPS見通しを0.84ドルから0.87ドルのレンジで据え置き
ヘイワードはこれで8四半期連続でEPSの市場予想を上回っており、その堅調さが投資家の信頼を集めている。決算発表前日の取引高は402万株に達し、過去3カ月の平均である285万株を約41%上回った。
ソニック・オートモーティブへの期待感
Ad一方、7月30日の市場開場前に第2四半期決算を発表予定のソニック・オートモーティブも、好調な株価推移を見せている。同社株は過去1年で約45%上昇しており、直近の取引では52週間高値を更新した。29日の時間外取引でもさらに2%上昇し、106.78ドルを付けた。
アナリストの事前予想は強気だ。Investing.comによると、コンセンサス予想は売上高37億8000万ドル、EPSは1.76ドルとなっている。過去90日間で7人のアナリストがEPS予想を上方修正しており、市場の期待感が高まっていることがうかがえる。ただし、同社株は1日平均の出来高が約27万9000株と比較的少ないため、決算内容によっては株価が大きく変動する可能性がある。
市場の注目点と今後の見通し
ヘイワードとソニックは、プール機器と自動車販売という全く異なる事業を展開しているが、共に時価総額約33億ドル規模で、シャーロットを代表する中堅企業という共通点を持つ。ヘイワードの好決算に続き、ソニックも市場の期待に応えられるかどうかが注目される。
ヘイワード株については、時間外での上昇基調を維持し、アナリストが目標株価とする16.50ドル(Stifel社)を試す展開となるかに関心が集まる。この水準を上抜ければ、52週間高値である17.73ドルが視野に入ってくる。ソニックについては、決算内容が過去1年の株価上昇を正当化するものであるかどうかが問われることになる。