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金価格、FRB高官のタカ派発言が重石 米CPI発表控え様子見ムード

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Jul 14, 20261 min read
金価格、FRB高官のタカ派発言が重石 米CPI発表控え様子見ムード
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金価格は火曜日、米国の主要インフレ指標の発表を前に、強弱材料が交錯し、もみ合いとなっている。中東情勢の緊迫化が安全資産としての金の魅力を高める一方で、米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派的な発言が相場の上値を抑えている。

タカ派発言と地政学リスクの綱引き

米東部時間午前1時52分(GMT午前5時52分)時点で、金現物(XAU/USD)は0.14%安の1オンス=$3,995.64、金先物は0.09%安の$4,002.05で取引された。金価格は前日月曜日に約3%下落し、3週間ぶりに一時4,000ドルを割り込んでいた。

相場の重しとなっているのは、FRBのクリストファー・ウォラー理事の発言だ。同理事は、基調的なインフレが広範な物価上昇圧力を示し続ける場合、政策担当者は近い将来に利上げを行う必要があるかもしれないと述べた。この発言は、FRBが金融引き締めを継続するとの観測を強めた。

利上げ観測と金利の動向

高金利は、金利を生まない資産である金の保有に伴う機会費用を増加させるため、通常は金価格にとってマイナス要因となる。また、米国債利回りやドルの支援材料ともなる。

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ANZのアナリストは、市場が7月28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げの可能性を43%織り込んでいると指摘。中東情勢の緊迫化によるエネルギー価格の上昇がインフレを高止まりさせ、金融引き締めが長期化する可能性を高めているとの見方を示した。

中東情勢が下値を支える

一方で、金価格の下値を支えているのが中東の地政学リスクの高まりだ。ドナルド・トランプ大統領が、米国はホルムズ海峡を通過する貨物に対して20%の料金を課し、イランの海運に対する封鎖を再開すると発表したと報じられた。この動きは、戦略的な水路における供給途絶のリスクを再燃させ、安全資産としての金への需要を喚起している。

投資家は今後、火曜日に発表される6月の米消費者物価指数(CPI)と、ケビン・ウォルシュFRB議長の議会証言に注目している。これらのイベントは、FRBの今後の金融政策の方向性を占う上で重要な手がかりとなるだろう。

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