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金価格が堅調、ウォラーFRB理事のハト派発言で利上げ観測が後退

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Sep 4, 20261 min read
金価格が堅調、ウォラーFRB理事のハト派発言で利上げ観測が後退

Summary

米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が追加利上げに慎重な姿勢を示したことを受け、金価格が前日比で大幅に上昇。市場では9月の利上げ観測が後退し、ドル安と米金利低下が金の支援材料となっています。

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金価格は高値圏で堅調に推移しています。米連邦準備制度理事会(FRB)のクリストファー・ウォラー理事が、インフレ鈍化が続けば追加利上げを支持しない可能性を示唆したことで市場の利上げ観測が後退し、前日の取引で金は約2%急騰しました。

ウォラー理事の発言で利上げ観測が後退

ウォラー理事は3日、今後のインフレデータが継続的な鈍化を示せば、9月15日~16日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くことを支持できるとの見解を表明しました。この発言は、FRB高官によるハト派的なシグナルとして市場に受け止められました。

同理事は、インフレ圧力が再燃した場合の利上げの可能性を完全に排除しなかったものの、最近のデータがようやくインフレの減速を示していると指摘。この発言を受け、市場が織り込む9月の利上げ確率は、週初めの約70%から大幅に低下しました。

金利の低下や据え置きは、利息を生まない資産である金の保有に伴う機会費用を減少させるため、金価格にとって一般的に支援材料となります。

ドル安・米金利低下が追い風に

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ウォラー理事の発言は、外国為替市場と債券市場にも波及しました。米ドルが下落し、米国債利回りも低下したことが、金価格をさらに押し上げる要因となっています。

ドル安は、他通貨を保有する投資家にとってドル建てで取引される金の割安感につながります。金価格は前日の取引で3日続落から反転し、この流れを引き継いでいます。

市場の焦点は米雇用統計へ

今後の金融政策の方向性を占う上で、市場の注目は金曜日に発表される米国の非農業部門雇用者数(NFP)報告書に移っています。来週に控えるインフレ関連のデータも、FRBの次の動きを判断する上で重要な材料となります。

IGグループのシニア市場アナリスト、トニー・サイカモア氏は、金価格が重要なテクニカル水準を維持していると指摘。同氏は、金価格が200日移動平均線を一時下回ったことで短期的な見通しは悪化したものの、より長期的な底固めの判断は変わらないとの見方を示しています。

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