Story

ゴーダディ株、決算後の時間外取引で急落 ガイダンスが期待下回る

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 30, 20261 min read
ゴーダディ株、決算後の時間外取引で急落 ガイダンスが期待下回る

Summary

ドメイン登録・ウェブホスティング大手のゴーダディが発表した第2四半期決算は予想を上回ったものの、業績見通しが市場予想の範囲内にとどまったため、株価は時間外取引で大幅に下落した。

Text size
Background

ドメイン登録およびウェブホスティングサービス大手の米ゴーダディ(GDDY)の株価が、米国市場の取引終了後に発表された決算を受け、時間外取引で6.3%下落した。第2四半期決算は市場予想を上回ったものの、同時に示された業績見通しが投資家の高い期待に応えられず、失望売りを誘った。

予想上回る決算も、ガイダンスが失望売り誘う

ゴーダディが木曜の取引終了後に発表した2026年第2四半期決算によると、1株当たり利益(EPS)は1.83ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想である1.69ドルを8%以上上回った。

しかし、投資家が注目した今後の業績見通しは、市場の期待を超えるものではなかった。同社が示した2026年第3四半期の売上高見通しは13億2000万ドル~13億4000万ドルで、コンセンサス予想の13億3000万ドルとほぼ一致。2026年通期の売上高見通しも52億2000万ドル~52億6000万ドルとし、コンセンサス予想の52億4000万ドルとほぼ同水準だった。この市場予想並みの見通しが、株価の重しとなった。

高まった期待感と構造的な懸念

Sample IUX Markets – In-articleAd

今回の決算発表前、ゴーダディの株価は投資家の強い期待感を背景に急騰していた。Investing.comによると、決算発表前1ヶ月間で同社の株価は約21.5%上昇しており、同業他社の平均上昇率約9.7%を大きく上回っていた。このため、市場は単に予想通りの内容ではなく、予想を上回る「ポジティブサプライズ」を織り込んでいた。

さらに、市場では同社に対する構造的な懸念も根強い。Columbia Seligman Global Technology Fundは、ウェブサイトデザイン事業の一部がAI(人工知能)を活用する新興企業に市場シェアを奪われ、利益率が圧迫されるリスクを指摘している。また、機関投資家の保有も減少傾向にあり、T. Rowe Priceは2026年第1四半期に保有株の約32.1%にあたる87万6,526株を売却したと報告されている。

市場の反応

決算内容が予想を上回ったにもかかわらず、ガイダンスが市場予想の範囲内にとどまったことは、急騰していた株価を維持するには不十分だった。AIによる事業への脅威や機関投資家の保有比率低下といった懸念が重なり、決算発表後の株価は時間外取引で93.1ドルまで下落。これは同日の通常取引での高値102.01ドルを大きく下回る水準である。

Back to latest news

LATEST