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グローバルファウンドリーズ株が急伸、日米共同の半導体工場建設報道で

Summary
半導体ファウンドリーのグローバルファウンドリーズの株価が、日米両政府が米国での工場建設を協議しているとの報道を好感して大幅に上昇した。AIインフラ関連の事業拡大も買い材料となっている。
半導体受託製造(ファウンドリー)大手のグローバルファウンドリーズ(GFS)の株価が17日、4.8% 上昇し45.10ドルに達した。日経新聞が、日米両政府が米国に新たな半導体工場を建設する交渉を進めており、同社がその運営主体となる見込みだと報じたことが直接のきっかけとなった。
日米共同の大型投資計画
日経新聞の報道によると、この計画はロジック半導体の生産に焦点を当てたもので、投資額は128億5000万ドルから192億7000万ドル(約2兆円〜3兆円)規模にのぼる可能性がある。この工場建設計画は、ワシントンと東京間のより広範な関税協定に関連する、総額5500億ドルの二国間投資合意に基づく日本の主要な投資案件の一つと位置づけられている。
政府主導の大型案件への期待が、投資家の買いを誘った形だ。
AI関連事業の拡大も好感
株価上昇の勢いをさらに後押ししたのが、同日発表されたマーベル・テクノロジーとの提携拡大だ。グローバルファウンドリーズは、バーモント州バーリントンの施設でシリコンゲルマニウム(SiGe)の製造能力を増強する複数年契約を締結。増産分は、AIデータセンターで需要が急増している高速光トランシーバーやコパッケージド・オプティクス向けに供給される。
Adこの契約は、グローバルファウンドリーズが成長著しいAIインフラのサプライチェーンにおいて、その存在感を高めていることを示すものとして市場に評価された。
良好な市場環境とアナリストの評価
これらに加え、アナリストからの強気な見方も株価を支えた。Stifelは前日、同社の投資判断を「買い」、目標株価を60ドルで再表明。2030年までに20億〜40億ドルの収益機会が見込まれるシリコンフォトニクス事業を、株価の重要な上昇要因として指摘している。
当日の市場全体が堅調だったことも追い風となった。S&P 500が約1.0%、ナスダック総合指数が約1.5%上昇するなど、半導体関連株にとって有利な地合いだった。グローバルファウンドリーズの株価は一時47.10ドルまで上昇する場面も見られた。