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半導体株が世界的に反発、先週の急落から回復続く

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先週のAI関連ニュースをきっかけとした急落を受け、世界の半導体関連株が火曜日に反発を拡大した。アジア市場が上昇を主導し、欧米市場にも買い戻しの動きが広がっている。
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先週に大規模な売りを浴びた世界の半導体関連株が、週明けの月曜に続き火曜日も反発の動きを強めた。アジア市場での大幅な買い戻しを起点に、投資家心理の改善が欧米市場にも波及している。
アジア市場が反発を主導
火曜日の取引ではアジア市場が特に力強い回復を見せた。主要な市場における主な動きは以下の通り。
- 台湾市場: 世界最大の半導体受託製造(ファウンドリ)であるTSMCが3.9%高、鴻海精密工業(フォックスコン)が4.9%高、聯発科技(メディアテック)が9.9%高となり、加権指数(Taiex)を4.2%押し上げた。
- 韓国市場: KOSPI指数は3.6%上昇。メモリーチップ大手のサムスン電子が6.2%、SKハイニックスが4.1%と、それぞれ大幅に値を上げた。
- 日本・香港市場: 日本ではキオクシアが17%超の急騰を見せ、半導体製造装置のアドバンテストも7.7%高となった。香港市場では、中国のファウンドリであるSMICが8.2%、華虹半導体が20%の急伸を記録した。
米欧市場にも買い戻しの動き
この流れは欧米市場にも引き継がれた。先週金曜日、直近の高値から20%以上下落し「弱気相場」入りが確認されていたフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は、月曜日に0.6%高で引けた後、火曜日の時間外取引でも続伸の気配を見せている。
Ad個別銘柄では、米国のマイクロン・テクノロジー、ウエスタン・デジタル、インテルがいずれも時間外取引で上昇。欧州でも、半導体製造装置大手のASMLホールディングやASMインターナショナルが約3%高、インフィニオン・テクノロジーズが2.7%高と、買い戻しが優勢となった。
市場の背景と今後の焦点
先週の半導体セクターの急落は、中国のAIスタートアップが発表した新しいAIモデルがきっかけと見られている。しかし、火曜日にアリババが新たな大規模言語モデルを発表した際には市場の反応は限定的で、投資家心理が落ち着きを取り戻しつつあることを示唆した。
市場の関心は、今週後半に予定されている主要ハイテク企業の決算発表に移っている。アルファベット、テスラ、インテルなどの業績が、今後のセクター全体の方向性を占う上で重要な材料となるため、投資家は内容を注視している。