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ドイツ2年債利回り、4月中旬以来の低水準から反発

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ドイツの2年物国債利回りが金曜日に上昇した。前日には、米国と欧州の経済指標の軟化や地政学的緊張の緩和を背景に、4月中旬以来の低水準まで急落していた。
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金曜日の市場で、ユーロ圏の短期国債利回りが小幅に上昇した。欧州中央銀行(ECB)の政策期待に敏感なドイツの2年物国債利回りは2.51%に上昇。これは、前日に4月中旬以来の低水準まで急落した後の動きとなる。
今週の債券市場は、米国の雇用統計が予想を大幅に下回ったことを受けて大きく買い進まれた(利回りは低下)。これまで市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)による継続的な金融引き締めが世界的な借入コストを押し上げるとの懸念が根強かったが、これが和らいだ形だ。
さらに、ユーロ圏の6月のインフレ率も予想より低い結果となり、利回り低下を後押しした。ECBのクリスティーヌ・ラガルド総裁は、ユーロ圏のインフレと経済成長をめぐるリスクが「より広範に均衡しつつある」と発言しており、これも市場心理を支えている。
Ad債券利回りを押し下げるもう一つの要因として、地政学的リスクの緩和が挙げられる。米国とイランの和平交渉に進展が見られたことで原油価格が下落し、供給サイドのインフレ懸念が後退。これにより、ECBとFRBは積極的な利上げを見送る余地が広がったとの見方が強まっている。
こうした背景から、投資家はFRBによる9月の利上げ観測を後退させている。なお、ドイツの指標となる10年物国債利回りも2.91%に上昇した。