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ジェネシス・ミネラルズ株が上昇、ボールト買収で競合が撤退

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オーストラリアの金鉱会社ジェネシス・ミネラルズの株価が上昇した。同業のボールト・ミネラルズの買収を巡り、競合していたレジス・リソーシズが対抗案の提示を断念したことで、ジェネシスによる買収が実現する可能性が濃厚となった。
買収実現への道開く
レジス・リソーシズは、ジェネシス・ミネラルズが提示したボールト・ミネラルズへの買収案に対抗しない方針を明らかにした。これを受け、ジェネシス・ミネラルズの株価は2.5%上昇し、1株あたり5.81豪ドルで取引された。
レジスは声明で、ボールトとの合併はもはや価値をもたらさないと判断したと説明している。これにより、ジェネシスによるボールト買収計画の大きな障害が取り除かれた形となり、市場では好感された。
ジェネシスの提示条件
ジェネシスが7月7日に提示した拘束力のある買収案は、総額56億豪ドル(約39億米ドル)規模となる。この提案は、ボールトの株主に対し、保有する1株あたり現金0.475豪ドルに加え、ジェネシスの新株0.7629株を割り当てるというもの。
Adこの条件は、レジスが先にボールトと合意していた株式交換のみによる合併案の価値を14.5%上回るプレミアムが付いており、ボールトの株主にとってより魅力的な提案となっていた。
これまでの経緯と市場への影響
当初、ボールトは5月にレジスとの合併に合意していたが、ジェネシスがより有利な条件を提示したことで状況は一変した。レジスが対抗案を提示できる5営業日の権利行使期間は7月10日に失効した。
競合相手がいなくなったことで、ジェネシスによる買収が成立する公算が極めて高まったと市場は評価している。投資家にとって、この買収は金鉱セクターにおける事業規模拡大と統合による相乗効果への期待につながり、ジェネシスの株価を押し上げる要因となった。