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GEヘルスケア株が急騰、第2四半期決算が市場予想を上回る

Summary
医療技術大手のGEヘルスケア・テクノロジーズは、2026年第2四半期決算が売上高・利益ともに市場予想を上回ったことを発表し、株価は時間外取引で12%以上急騰した。
医療技術大手のGEヘルスケア・テクノロジーズ(GEHC)が29日に発表した2026年第2四半期決算が、売上高・利益ともにアナリスト予想を上回ったことを受け、同社の株価は市場の取引開始前の時間外取引で12.3%急騰し、72.00ドルに達した。
予想を上回る好決算
同社が発表した6月30日を期末とする第2四半期の調整後1株当たり利益(EPS)は1.13ドルとなり、市場予想の1.04ドルを大幅に上回った。売上高も53億ドルと、予想の52億6000万ドルを上回る結果となった。
純利益は前年同期の4億8600万ドルから5億6100万ドルに増加。これには、違法に徴収されたと裁判所が判断した関税の還付金1億2900万ドルが寄与している。一方で、メモリーチップや原油、輸送コストに関連するインフレを理由に、調整後の中核利益率は前年同期比で40ベーシスポイント低下したと同社は指摘している。
受注好調で将来の収益性も確保
業績を牽引したのは、各事業部門の力強い成長だ。画像診断装置部門の売上は7.9%増、医薬品診断薬部門は15.6%増と大幅な伸びを記録した。また、オーガニックでの受注は過去最高を記録し、受注額を売上額で割ったブック・トゥ・ビル・レシオは1.15倍に達した。
Adこれにより、受注残高は239億ドルとなり、将来の収益見通しに対する信頼性を裏付けている。ピーター・アルドゥイーニCEOは、「全部門で受注が伸び、記録的な受注と受注残を達成した」と述べた。同社は今月初旬に第2四半期の速報値を発表した際、通期の利益見通しを再確認している。
市場の評価と今後の見通し
今回の株価の動きは、S&P 500種株価指数が0.2%高と小幅な上昇にとどまる中、GEヘルスケア固有の好材料が圧倒的に優勢であることを示している。RBCキャピタル・マーケッツは以前、同社株を「アウトパフォーム」でカバレッジを開始し、AI搭載製品ポートフォリオが成長を加速させると評価していた。
予想を大幅に上回る決算、オーガニックな収益成長の加速、そして通期見通しの再確認という組み合わせが、投資家心理を大きく好転させた。直近の52週安値である58.75ドルから大きく値を戻したことで、市場の同社に対する年後半の期待が再設定された形だ。