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フックス、第2四半期の好決算を確定 大幅な増収増益

Summary
独潤滑油大手のフックスは、2026年第2四半期の確定決算を発表しました。先行きの需要増や販売量拡大を背景に、売上高は21.5%増、EBITは33.7%増と大幅な伸びを記録しました。
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独潤滑油大手のフックスは7月31日、2026年第2四半期(4~6月期)の確定決算を発表し、速報値を上回る好調な業績を明らかにしました。報告ベースの売上高は前年同期比21.5%増の10億6900万ユーロ、実質ベースでは18.1%の増収となりました。
第2四半期は大幅な増収増益
同社によると、好調な売上は販売量の増加が主な要因です。中東紛争に関連した先行きの需要に加え、一部競合他社の供給能力の制約、そして自社のオーガニックな事業拡大が業績を押し上げました。その結果、全地域で販売量が増加し、マーケットシェアを拡大しました。
利払い・税引き前利益(EBIT)は前年同期比33.7%増の1億3500万ユーロに達し、EBITマージンは前年同期の11.5%から12.6%へと改善しました。
地域別の業績動向
地域別に見ると、全地域で増収を達成しましたが、利益率の動向には差が見られました。
Ad- EMEA(欧州・中東・アフリカ): 売上高は報告ベースで17.8%増の6億900万ユーロだったものの、EBITマージンは85ベーシスポイント低下しました。
- アジア太平洋: 売上高は24.4%増の3億100万ユーロと力強く成長。販売量増加による営業レバレッジが寄与し、EBITマージンは214ベーシスポイント上昇しました。
- 北米・南米: 売上高は22.2%増の2億400万ユーロ。前年に関税問題で落ち込んだ反動もあり、EBITマージンは779ベーシスポイントと大幅に改善しました。
通期見通しと下期の課題
フックスは、7月22日に上方修正した2026年度通期の業績見通しを改めて確認しました。通期売上高は37億ユーロを大幅に上回り、EBITは4億6000万~4億8000万ユーロを見込んでいます。
この見通しは、下期のEBITが約2億1000万ユーロとなり、上期を大幅に下回ることを示唆しています。同社は、上期に見られた先行きの需要の反動や、原材料価格の上昇による利益率への圧力が下期に影響すると分析しています。なお、第2四半期の買収前フリーキャッシュフローは、運転資本の変動により前年同期の6400万ユーロから700万ユーロに減少しました。