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フロンティア航空、スターリンク導入へ 米超格安航空会社で初

Summary
米国の超格安航空会社フロンティア航空は、2027年初頭からスペースX社の衛星インターネット「スターリンク」を導入すると発表した。サービス拡充により、競争が激化する市場での差別化を図る。
米国の超格安航空会社(ULCC)であるフロンティア航空は14日、スペースX社の衛星インターネットサービス「スターリンク」を導入し、2027年初頭から機内Wi-Fiサービスを開始すると発表した。米国のULCCがスターリンクの採用を決定したのは今回が初めてであり、サービス拡充によって顧客体験の向上を目指す。
サービス拡充で顧客獲得を狙う
今回の決定は、フロンティア航空がより支出額の大きい顧客層を取り込むための戦略の一環だ。同社は最近、ファーストクラス席の導入やロイヤルティプログラムの変更など、プレミアムサービスの拡充を進めている。
ジミー・デンプシー最高経営責任者(CEO)は声明で、「我々は顧客にとって最も重要な製品とサービスへの投資を続けている」と述べた。航空会社は、競争の激しい市場で他社との差別化を図るため、付加価値の高いアメニティへの投資を強化する傾向にある。
LCC業界で分かれる投資判断
Ad契約の金銭的条件は開示されていないが、大規模な航空隊への導入には数億ドル規模の投資が必要になる可能性がある。フロンティア航空は、投資会社インディゴ・パートナーズのポートフォリオに含まれる航空会社の一つであり、同グループ全体で1,000機以上にスターリンクを搭載する計画だ。
一方で、すべての格安航空会社(LCC)がこの動きに追随しているわけではない。欧州のライアンエアーやイージージェットなどは、機内接続サービスの費用対効果に慎重な姿勢を示している。プレミアムサービスへの投資が収益増に繋がるかについては、LCC業界内で見方が分かれているのが現状だ。
スターリンクは、数千基の低軌道(LEO)衛星を利用することで、従来の静止衛星システムよりも高速で遅延の少ない通信を実現する。航空業界向けの衛星インターネット市場では、アマゾン社の「カイパー」計画などが競合となっている。