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フレックス株が上昇、クラウド事業のスピンオフ計画進展を好感

電子機器受託製造(EMS)大手のフレックス(Flex)の株価が15日の時間外取引で2.6%上昇した。同社が計画しているクラウドおよび電力インフラ事業のスピンオフ(分離・独立)について、新会社の名称や米証券取引委員会(SEC)への登録届出書の提出など、具体的な進展を発表したことが好感された。
スピンオフ計画の具体化
フレックスの発表によると、スピンオフされる新会社の名称は「Axiom Solutions International, Inc.(アキシオム・ソリューションズ・インターナショナル)」となる。同社はSECに対し、スピンオフに不可欠なフォーム10登録届出書(暫定版)を提出したことも明らかにした。
分社化の完了は2027年第1四半期を見込んでおり、アキシオムはナスダック市場にティッカーシンボル「AXM」で上場する予定。これにより、企業分離に向けた戦略が重要な段階に入ったことが示された。
新経営体制も明確に
フレックスはまた、分社化後の経営体制についても発表した。2026年10月5日付でエイミー・B・シュウェッツ(Amy B. Schwetz)氏が規制対象製造サービスおよび統合技術ソリューション部門の最高財務責任者(CFO)に就任し、分社化完了後にはフレックス本体のCFOとなる見込みだ。
Adさらに、分社後のフレックスの取締役会には、ジョージ・R・オリバー(George R. Oliver)氏とブライアン・ヨーア(Brian Yoor)氏が加わる予定であることも公表され、ガバナンス体制の全体像がより明確になった。
市場の評価と背景
当日の米国株式市場ではS&P 500などの主要指数が小幅安で推移しており、フレックス株の上昇は同社固有の材料によるものであることが浮き彫りになった。一連の発表は、分社化計画の実行に関する不確実性を低減させ、リストラクチャリングが明確なリーダーシップの下で予定通り進んでいるという具体的な証拠を投資家に提供した形だ。
今回の動きは、同社が以前に発表したAIデータセンターや送電網インフラをターゲットとするEPC Power社の44億ドルでの買収など、現在進行中の戦略的変革の一環と位置づけられる。