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フェローテック株が急騰、経常利益予想を61%上方修正

Summary
半導体製造装置部品メーカーのフェローテックHDが23日、2026年12月期第3四半期累計の連結経常利益予想を61.1%上方修正したことを受け、株価が急騰した。野村證券による株式買い増しも好感された。
半導体製造装置関連部品を手掛けるフェローテックホールディングス(東証プライム:6890)の株価が23日、大幅な業績予想の上方修正を好感して急騰した。株価は一時7,890円まで上昇し、その後も高値圏で推移した。
業績予想の大幅上方修正がサプライズに
同社は23日、2026年12月期第3四半期累計(1-9月期)の連結経常利益予想を、従来の360億円から580億円へと引き上げると発表した。これは61.1%の大幅な上方修正であり、市場予想を大きく上回るサプライズとなったことが、買いを誘う最大の要因となった。
この修正は、加速する半導体需要と継続的なデータセンター投資が背景にある。同社は半導体等装置関連事業において、加工能力の増強や消耗品販売の拡大、付加価値の高いパーツ洗浄サービスの増加が成長を牽引していると説明している。
野村證券の買い増しも追い風
Ad株価上昇の勢いを増幅させたもう一つの要因は、大手証券会社による株式の買い増しだ。野村證券が7月23日付で財務局に提出した大量保有報告書により、フェローテックHDへの出資比率が6.44%に上昇したことが明らかになった。これは従来から1.06ポイントの増加となる。
日本の「5%ルール」に基づき開示されるこうした機関投資家による株式取得は、好材料に反応している銘柄への買い意欲をさらに刺激する傾向がある。
市場環境と今後の見通し
フェローテック株の上昇は、米巨大IT企業アルファベットがAI関連の設備投資見通しを引き上げたことを受けて、半導体関連株が広範に買われた市場全体の地合いにも支えられた。旺盛な半導体需要を背景とした同社の強気な見通しは、投資家の信頼感を高めるものと見られる。