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欧州株上昇、米イラン緊張緩和でリスク選好ムード広がる

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27日の欧州株式市場は上昇。米国とイランの対立が緩和するとの観測から原油価格が急落し、投資家のリスク選好姿勢が強まった。
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27日の欧州株式市場は、米国とイランの間の軍事的緊張が緩和するとの見方から投資家のリスクセンチメントが改善し、主要株価指数は上昇した。汎欧州株価指数であるSTOXX 600は、グリニッジ標準時午前7時6分時点で0.8%高の649.34で推移している。
米イランの緊張緩和が市場を後押し
ロイター通信がイラン高官の話として報じたところによると、米国が攻撃を停止すればイランも同様に攻撃を停止する意向を示した。この報道を受け、週末にかけて高まっていた地政学的リスクへの懸念が後退した。
この動きは原油市場に直接的な影響を与え、ブレント原油先物は6%下落し1バレルあたり約90ドルとなった。原油価格の急落は、エネルギーコストに対する懸念を和らげ、株式市場全体にとって追い風となった。
セクター別の動向
原油安を背景に、旅行・レジャー関連株が2.4%上昇し、相場全体を牽引した。燃料費の低下が収益改善に繋がるとの期待から、航空会社の株が買われた。
Ad- ルフトハンザ: +3.7%
- IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ): +3.7%
- ライアンエアー: +3.4%
一方、原油価格の下落を受けてエネルギーセクターは2%安となり、公益事業と並んでSTOXX 600構成セクターの中で数少ない下落セクターとなった。個別銘柄では、英通信大手ボーダフォンがサファリコムとの取引を受けて業績見通しを引き上げたことが好感され、株価は3.7%上昇した。
今後の注目点
投資家の注目は、今週発表される米国の主要ハイテク企業の決算に移っている。マイクロソフト、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コム、アップルなどの決算内容が、AI主導の株価上昇が今後も続くかを占う上で重要な材料となる。欧州でも決算シーズンが本格化しており、個別企業の業績が相場の方向性を左右する可能性がある。