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エッツィー株が急伸、オッペンハイマーがAI活用とGMV回復を評価し格上げ

米オンラインマーケットプレイス大手エッツィー(Etsy)の株価は、15日の時間外取引で3.3%上昇した。投資会社オッペンハイマーが、AI(人工知能)を活用した機能強化が重要な転換点になるとの見方を示し、同社の投資判断を引き上げたことが主な要因となった。
オッペンハイマーによる格上げが背景
オッペンハイマーのアナリスト、ジェイソン・ヘルプスタイン氏は、エッツィーの投資判断をこれまでの「Perform」(中立)から「Outperform」(市場平均を上回る)に引き上げ、目標株価を90ドルに設定した。同氏は、AIによる検索・発見機能の強化が、同社の成長を促す「重要な転換点」の瀬戸際にあると指摘している。
今回の格上げは、これまで中立的なスタンスを維持してきた同社からの強い信任を示すものと市場は受け止めている。
独自のデータが示すGMV回復の兆し
Adオッペンハイマーの分析の根拠となっているのが、独自のウェブトラフィック分析だ。それによると、第3四半期のアプリ経由以外の購入者トレンドは前年同期比で横ばいとなっており、第2四半期の3%減から著しく改善している。このデータから、同社が掲げる第3四半期の商品取扱高(GMV)ガイダンスの上限達成が視野に入ったと評価している。
さらに、エッツィーが最近発表した送金サービス大手レミットリー(Remitly)との提携も、買い材料の一つとなった。この提携により、15カ国の出品者向けに現地通貨での支払いオプションが拡充され、国際的な成長への期待感を高めた。
市場の反応
同日の時間外取引では、S&P 500やナスダック総合指数など主要株価指数がほぼ横ばいであったことから、エッツィー株の上昇はマクロ経済の追い風ではなく、個別材料に起因するものであることが示された。アナリストによる格上げと、それを裏付けるデータが株価を押し上げる明確な要因となった形だ。