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エルステ銀行株が急騰、GSの「買い」判断再開を好感

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Jul 9, 20261 min read
エルステ銀行株が急騰、GSの「買い」判断再開を好感
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オーストリアの金融大手エルステ・グループ・バンク(Erste Group Bank AG)の株価は9日、3.0%高の116.70ユーロまで大幅に上昇した。ゴールドマン・サックスが同社のカバレッジを投資判断「買い」、12ヶ月の目標株価を150ユーロとして再開したことが、市場の強い買い材料となった。

ゴールドマン・サックスの強気な見方

ゴールドマン・サックスの評価の根幹にあるのは、エルステ銀行が最近完了したサンタンデール銀行ポルスカ(Santander Bank Polska)の支配株取得である。この買収により、エルステは中東欧(CEE)で最大かつ最も急成長している市場の一つであるポーランドで、事業規模を即座に拡大することが可能になった。

さらに、ゴールドマン・サックスはエルステの2026年第2四半期および通期の利益予想を市場コンセンサスよりも高く設定。これは、同行の財務的な勢いがアナリストコミュニティ全体にまだ十分に評価されていない可能性を示唆している。

良好なファンダメンタルズと市場環境

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今回の格上げは、エルステ銀行の好調な業績を背景としている。同行は第1四半期に、純金利収入や手数料収入、ポーランド事業の連結開始に支えられ、20億ユーロを超える営業利益を報告。経営陣は通期の収益目標達成は可能であるとの見通しを再確認している。

より広い市場環境を見ると、欧州の銀行株はインフレの鈍化や、欧州中央銀行(ECB)が金融引き締めサイクルの終わりに近づいているとの市場の期待から恩恵を受けている。エルステ銀行が主要構成銘柄であるオーストリアのATX指数も、最近の市場で比較的堅調に推移している。

ゴールドマン・サックスによるカバレッジ再開は、ポーランドでの買収後のエルステ銀行の新たな成長性プロファイルに投資家の注目を集める決定的なきっかけとなった。堅実な基礎的条件と中東欧に焦点を当てる銀行にとって建設的なマクロ環境が、株価の上昇をさらに後押しした形だ。

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