Story

デッカーズ株が逆行高、ジェフリーズが投資判断を「買い」に引き上げ

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 13, 20261 min read
デッカーズ株が逆行高、ジェフリーズが投資判断を「買い」に引き上げ
Text size
Background

フットウェア大手のデッカーズ・アウトドア(DECK)の株価が13日の米国株式市場で、主要指数が下落する中、逆行高を演じた。証券会社ジェフリーズが同社の投資判断を引き上げたことが主な要因で、株価は一時1.6%上昇し107.66ドルを付けた。

ジェフリーズ、目標株価も130ドルに

ジェフリーズはデッカーズの投資判断を従来の「ホールド」から「買い」に引き上げ、12ヶ月の目標株価も110ドルから130ドルに上方修正した。アナリストのブレイク・アンダーソン氏は、市場は同社の人気ブランド「HOKA」の成長鈍化を過度に株価に織り込んでいると指摘。この懸念はすでに株価に完全に反映されているとの見方を示した。

同氏は、デッカーズが示す中期的な経営見通しを再評価の根拠として挙げている。具体的には、1桁台後半の収益成長、20%台前半で安定した営業利益率、そして自社株買いに支えられた2桁台前半のEPS(1株当たり利益)成長が見込まれる点を評価した。

HOKAの革新とUGGの底堅さを評価

Sample IUX Markets – In-articleAd

ジェフリーズは特にHOKAの製品イノベーションを高く評価。最近の成長鈍化は、市場管理の失敗や新製品の不足に起因するもので、これらは改善が見込まれるとした。最近発売された「Clifton Pro」は、HOKAのセグメンテーション戦略における重要な一歩だと指摘している。

さらに、もう一つの主要ブランド「UGG」についても、その製品の多様性とカテゴリーリーダーとしての地位に支えられたブランドの底堅さが市場に過小評価されていると分析した。この強気な見方を裏付けるように、別の証券会社スタイフェルも同社の「買い」レーティングと目標株価144ドルを再表明している。

市場全体が軟調な中での上昇

この日の株式市場は、14日に発表される6月の消費者物価指数(CPI)や大手銀行の決算発表を前に警戒感が広がり、S&P 500が0.8%安、ナスダック総合指数が1.5%安となるなど、全面安の展開だった。このような市場の逆風の中でデッカーズ株が上昇したことは、アナリストによる格上げという個別材料の強さを示している。52週高値(126.50ドル)を下回る水準で取引されている同社株に対し、投資家が改めて評価するきっかけとなった。

Back to latest news

LATEST