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ビットコインで過去最大27億ドルのショートスクイーズ、暗号資産関連株が急騰

暗号資産(仮想通貨)市場で水曜日、24時間以内に過去最大となる27億ドル(約4000億円)相当の弱気ポジションが強制清算される「ショートスクイEZ」が発生した。この影響でビットコイン価格は6月上旬以来の高値を付け、関連する上場企業の株価も軒並み急騰した。
記録的な規模のショートカバー
データ分析サイトCoinglassによると、今回のショートポジション清算額は2021年以降の記録で最大規模となる。特にビットコインにおいては、約1時間で10億ドルを超えるショートポジションが解消され、同サイトは「ビットコイン史上初の1日10億ドル規模のショート清算」と指摘している。
取引所別に見ると、4時間での清算額はバイナンス(Binance)で約5億1760万ドル、ハイパーリキッド(Hyperliquid)で5億1300万ドル、バイビット(Bybit)で3億300万ドルに上った。このショートスクイーズにより、ビットコイン価格は一時69,900ドルに達した後、木曜日の時間外取引時点で71,396.50ドルまで上昇した。
暗号資産関連株が全面高
ビットコイン価格と取引高の増加は、暗号資産関連企業の収益に直結するため、株式市場でも好感された。木曜日の時間外取引では、主要な関連銘柄が大きく値を上げた。
Ad- コインベース(Coinbase): +7.6%
- マイクロストラテジー(MicroStrategy): +7.8%
- サークル・インターネット・グループ(Circle Internet Group): +5.6%
- ロビンフッド・マーケッツ(Robinhood Markets): +5.3%
- マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA Holdings): +4.4%
- ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital): +4.0%
規制明確化への期待感も追い風に
市場の追い風となっているのが、米国における規制環境の進展への期待感だ。ロイター通信によると、トランプ大統領は水曜日にホワイトハウスでコインベースやロビンフッド、ジェミニなどの暗号資産業界幹部と会談し、議会に対して公正な規制法案の可決を促した。
これに先立ち、米証券取引委員会(SEC)は8月18日に「暗号資産の規制」と題する402ページにわたる規則案を公表している。この規則案は、暗号資産による資金調達の道筋を設けるもので、シティのアナリストは「SECが(議会を)待たずに動いていることは明らかだ」と分析している。包括的な市場構造法案は依然として議会を通過していないものの、規制の枠組みが整備されつつあるとの見方が投資家心理を支えている。