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クリティカル・メタルズ株が上昇、ルーマニアでの大規模精製計画と企業買収の進展を好感

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Sep 16, 20261 min read
クリティカル・メタルズ株が上昇、ルーマニアでの大規模精製計画と企業買収の進展を好感
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クリティカル・メタルズ(CRML)の株価は16日の取引で3.0%上昇した。同社が発表した包括的な「鉱山から金属まで」の一貫戦略の詳細と、進行中の企業買収における重要な法的進展が買い材料となった。

ルーマニアでの大規模精製計画

同社は、ルーマニアにおける合弁製錬所の計画を具体的に発表した。この計画は、年間約22億ドルの収益(営業費用・税引前)と、約45億ドルの正味現在価値(NPV10)を見込んでいる。初期の設備投資額は約18億5000万ドルと見積もられている。

この施設は、同社がグリーンランドに保有するタンブリーズ・レアアース・プロジェクトから供給されるユージアル石精鉱を年間最大10万トン処理する設計となっている。主な内容は以下の通り。

  • 年間約27,943トンのレアアースおよび重要金属製品を生産。
  • 経済性を向上させ、廃棄物を削減するための3つの独自プロセス技術を導入。

欧州リチウム買収に向けた進展

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追い風となったもう一つの要因は、欧州リチウムの買収に関する法的手続きの進展だ。西オーストラリア州最高裁判所は9月15日、欧州リチウムに対し、クリティカル・メタルズによる全株式交換での買収案(評価額約11億6000万ドル)を審議するため、2026年10月に株主およびオプション権保有者会議を招集するよう命じた。

この買収が承認されれば、両社はタンブリーズ・プロジェクトの所有権を統合し、株式の相互保有による希薄化を解消することで、長期的な資本構成を強化できるとしている。

市場の反応と背景

この日の株価上昇は、S&P 500が約0.3%、ナスダック総合指数が約0.7%の上昇にとどまるなど、市場全体が慎重なムードの中で際立っていた。投資家は、米連邦準備制度理事会(FRB)による約3年ぶりの利上げが予想される政策決定を前に、警戒感を強めている。

説得力のある経済性が見込まれる精製事業計画と、企業買収に向けた具体的な進展という複合的な好材料が、同社固有のカタリストとして株価を押し上げた。株価は一時6.95ドルまで上昇し、52週安値の5.12ドルを大きく上回って推移した。

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