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コストコ株が上昇、決算発表を前に期待感とディフェンシブ需要が追い風

Summary
米会員制倉庫型小売のコストコ・ホールセールの株価が28日の時間外取引で上昇した。9月下旬に予定される決算発表への期待感に加え、市場の資金がディフェンシブ銘柄へ向かう動きが追い風となっている。
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Background
米会員制倉庫型小売大手コストコ・ホールセール(COST)の株価が、28日のプレマーケット(時間外取引)で1.7%上昇し、967.50ドルを付けた。同社固有の大きなニュースがない中、投資家が9月24日に予定されている2026年度第4四半期決算の発表を前にポジションを構築する動きが株価を押し上げている。
決算への期待を支える好調な業績
今回の株価上昇の背景には、持続的な業績への楽観的な見方がある。コストコが発表した直近の2026年度第3四半期決算では、純売上高が691億5000万ドルと前年同期比で11.6%増加。また、6月の月次売上高も292億4000万ドルと同10.6%の増加を記録しており、堅調な販売実績が投資家の信頼を支えている。
プライベートブランド「カークランドシグネチャー」が成長エンジンとして注目されていることも、強気な見方を後押しする材料となっている。
Ad市場の資金循環とアナリストの評価
この日の株式市場は、ダウ平均が0.7%上昇する一方、ハイテク株への逆風が続くナスダックは0.9%下落するなど、まちまちな展開となった。前日の取引から、投資家が半導体やエネルギーセクターから資金を引き揚げ、生活必需品などのディフェンシブ銘柄に資金を移す「セクター・ローテーション」の動きが見られており、この流れがコストコ株にとって追い風となっている。
アナリストの評価も依然として高い。同社株をカバーするアナリストの平均目標株価は約1,100ドルで、現在の水準からさらなる上昇余地を示唆している。大半のアナリストが「強い買い」または「買い」の投資判断を維持している。