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コストコ株が逆行高、決算発表を前に期待集まる

Summary
27日午前の米国市場でコストコ株が主要指数に逆行して上昇。間近に迫った第4四半期決算への期待や、好調な月次売上、アナリストの強気な見方が株価を押し上げた。
27日午前の米国株式市場で、会員制倉庫型小売大手のコストコ・ホールセール(COST)の株価が、市場全体が軟調な中で逆行高を演じた。株価は一時2.0%上昇して953.54ドルに達し、間近に迫った2026年度第4四半期決算への期待感や、好調なファンダメンタルズが買いを誘った。
好調な業績と強気な見通し
投資家の信頼感を支えているのは、同社の堅調な業績だ。今月初めに発表された6月の月次売上データは、市場の期待を裏付ける内容となった。
- 純売上高: 292億4000万ドル(前年同月比2桁増)
- EC既存店売上高: 約21%増
この力強い売上の伸びは、短期的な収益軌道に対する安心感につながっている。また、ウォール街のアナリストも同社を強く支持しており、大半が「強い買い推奨」の評価を維持している。アナリストの平均目標株価は約1,100ドルで、現在の株価水準からの上昇余地を示唆している。株価が52週高値(1,096.50ドル)を約13%下回っていることも、割安感から買いを呼び込んでいる可能性がある。
市場のローテーションとマクロ環境
Adこの日の市場は、ダウ工業株30種平均が小幅に上昇する一方、ハイテク株の多いナスダック総合指数は下落するなど、まちまちな展開だった。コストコ株の上昇は、投資家がハイテク銘柄のボラティリティを避け、よりディフェンシブな消費関連銘柄へと資金を移す「ローテーション」の動きを反映している。
さらに、今週開催される米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策会合で政策金利が据え置かれるとの見方が大勢を占めており、マクロ経済の安定感が金利に敏感な消費者向け銘柄にとって追い風となっている。
決算に向けた投資家の動き
総じて、決算発表を控えた事前買い、堅調な売上実績、アナリストの支持、そしてハイテク株からの資金シフトといった複数の要因が重なり、コストコ株は上昇した。アナリストが総じて良好な四半期決算を予想する中、投資家は発表に先立ってポジションを構築している模様だ。