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コーニング株が急伸、ベライゾンとの大型光ファイバー契約と強気なアナリスト評価が好感

米特殊ガラス大手のコーニング(NYSE: GLW)の株価が、9月8日の時間外取引で2.1%急伸した。通信大手ベライゾンとの大規模な供給契約の締結と、アナリストによる新規の強気な投資判断が好感された。今回の材料は、AIインフラとブロードバンド網拡大という二つの長期的な成長テーマにおける同社の重要な役割を改めて浮き彫りにしている。
ベライゾンとの数十億ドル規模の契約
コーニングとベライゾンが8日に共同で発表したところによると、両社は複数年にわたる数十億ドル規模の供給契約を締結した。この契約に基づき、コーニングは2027年から2032年にかけて、高密度光ファイバーおよび関連ソリューションを8000万マイル(約1億2875万キロメートル)超にわたりベライゾンに供給する。
この契約は、ベライゾンが進める家庭および企業向けブロードバンド網の拡大を加速させると同時に、AIハイパースケーラーが必要とする国家的な長距離通信基盤の構築を目的としている。30年にわたる両社の戦略的パートナーシップを深化させるものであり、コーニングにとっては米国内の製造能力を拡大する好機となる。
アナリストによる新規の強気評価
株価上昇のもう一つの追い風となったのが、チャイナ・ルネッサンス(China Renaissance)による新規カバレッジだ。同社はコーニングの投資判断を「買い」、目標株価を238ドルとしてカバレッジを開始した。
Ad市場では既にアナリスト12社が「買い」、4社が「ホールド」の評価を下しており、今回の新規推奨は、機関投資家の間で同社の長期的成長軌道に対する信頼が厚いことを示している。
市場への影響と背景
この日の米国株式市場は、S&P 500とダウ平均が小幅に下落する一方、ナスダックが小幅高と方向感に乏しい展開となっており、コーニングの株価上昇は個別材料主導であることが際立っている。同社は2026年に入り、AIデータセンターやブロードバンドインフラ需要を背景に、メタ、アマゾン、Zayoといった大手企業とも同様の大型契約を確保している。
ベライゾンとの契約という具体的な収益材料と、アナリストからの新たな支持が組み合わさったことで、投資家はコーニングの成長見通しへの確信を強めているようだ。