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コロンビア新大統領にデラエスプリエラ氏就任へ、治安強化と市場重視を公約

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コロンビアで7日、右派の弁護士アベラルド・デラエスプリエラ氏が新大統領に就任する。同氏は治安対策の強化や市場寄りの経済政策を公約に掲げており、市場は期待と財政懸念の両面から新政権の動向を注視している。
コロンビアで7日、右派の弁護士であるアベラルド・デラエスプリエラ氏(48)が新大統領に就任する。ロイター通信によると、同氏は6月の決選投票で、武装勢力への強硬姿勢、最大40%の国家規模縮小、石油・ガス部門の再生などを公約に掲げて勝利した。
市場の期待と財政的課題
投資家はデラエスプリエラ氏の市場寄りの政策方針を歓迎しているが、その期待は財政的制約と高い公的債務によって抑制されている。コンサルティング会社コロンビア・リスク・アナリシスは、短期的には通貨ペソ高など市場は好意的に反応する可能性があると指摘。しかし、富裕税の廃止や税制簡素化が、新たな歳出需要が生じる中で国家歳入を減少させる可能性があると分析している。
新政権で財務相に就任するミゲル・ゴメス氏は、財政赤字が国内総生産(GDP)比で7%から8%に達しており、前政権の公表数値を上回っているとの見方を示した。同氏は成長を重視した税制改革案を提示する方針だ。
Ad強硬な治安政策と政権運営
政治経験のないデラエスプリエラ氏は、左派のグスタボ・ペトロ大統領の後任となる。ペトロ政権下で武装勢力が拡大したと批判しており、和平交渉の打ち切り、軍事的対応の強化、大規模刑務所の建設などを公約している。
新政権は最初の100日間で、大統領が直接実行可能な措置に注力するとみられている。コロンビア・リスク・アナリシスは、航空機やドローンによるコカの空中散布や、武装勢力への軍事的圧力が強化されると予測している。ただし、多くの公約の実現には、分裂状態にある議会の支持が必要であり、法案が交渉の過程で骨抜きにされる可能性も指摘されている。