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コインベースとウィブル、暗号資産サービスの提携をカナダに拡大

米暗号資産取引所のコインベースとグローバル証券プラットフォームのウィブルは、暗号資産インフラに関する提携をカナダに拡大したことを発表した。この提携により、ウィブルはカナダの投資家に対し、コインベースの機関投資家向けサービスを活用した暗号資産取引を提供することが可能になる。
提携拡大の詳細
今回の提携は、コインベースが提供する「Crypto-as-a-Service」プラットフォームを基盤としている。コインベースは、カナダ投資規制機構(CIRO)の規制下にあるウィブル・カナダ・クリプト社に対し、流動性アクセスやカストディ(資産管理)サービスを含む中核的な暗号資産インフラを提供する。
この協力関係は、すでに米国、ブラジル、オーストラリアでウィブルの暗号資産サービスを支えている既存の提携を拡大するものだ。ウィブル・カナダのマイケル・コンスタンティノCEOは声明で、「コインベースとの提携は、我々の顧客が期待する規模と信頼性でこのサービスを提供するために必要なインフラを提供するものです」と述べた。
カナダ市場の背景と投資家への影響
Adオンタリオ州証券委員会(OSC)の最近の調査によると、カナダにおける暗号資産の保有率は人口の25%に達し、2023年の10%から大幅に増加している。今回の提携は、この高まる需要に応える動きとみられる。
規制面では、コインベース・カナダはカナダの全州・準州で制限付きディーラーとして登録されている。一方、ウィブル・カナダは注文執行のみの暗号資産取引を提供しており、投資家が留意すべき重要な点がある。
ウィブルのプラットフォームを通じて保有される暗号資産は、カナダ投資家保護基金(CIPF)による保護の対象外となる。これは、従来の証券投資とは異なり、万が一の際に投資家保護が適用されないことを意味しており、投資家は自身のリスク許容度を慎重に評価する必要がある。