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コインベース株が急騰、米規制明確化への期待と新規事業計画が追い風

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Jul 21, 20261 min read
コインベース株が急騰、米規制明確化への期待と新規事業計画が追い風

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米暗号資産大手コインベースの株価が12%超の急騰。米議会でのデジタル資産関連法案の可決期待や、トークン化証券市場への参入計画が好感された。

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米国の暗号資産(仮想通貨)取引所大手コインベース(COIN)の株価が21日の取引で急騰した。米議会における包括的なデジタル資産規制法案の成立への期待感と、トークン化証券という新たな事業分野への進出計画が投資家心理を押し上げた。

急騰の背景にある3つの要因

今回の株価上昇には、複数の好材料が重なっている。

  • 規制の明確化への期待: 米議会で審議されている「デジタル資産市場明確化法(CLARITY Act)」の成立に向けた動きが最大の要因とみられている。同法案は、米商品先物取引委員会(CFTC)と証券取引委員会(SEC)の管轄権を明確化し、取引所の登録や資産管理に関する連邦基準を定めるもの。可決されれば、規制の不確実性が払拭され、コインベースのビジネスモデルに直接的な恩恵をもたらすと期待されている。
  • 新規事業への進出: 同社独自のレイヤー2ネットワーク「Base」が、現実世界の株式に1対1で連動するトークンを発行する準備を進めていることが明らかになった。これは「トークン化証券」と呼ばれる分野で、過去1年で市場規模が4倍の17億ドルに成長した市場への本格参入を意味する。暗号資産取引手数料以外の新たな収益源として注目されている。
  • 決算発表への期待: 7月30日に予定されている2026年第2四半期決算発表を前に、業績改善を見込んだ買いも入っている。市場コンセンサスでは、1株当たり利益(EPS)が前年同期比で大幅に改善すると予想されている。
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市場の反応と今後の見通し

これらの複合的な好材料を受け、コインベースの株価は21日午前の取引で一時12.3%上昇し、前日終値の160.43ドルから180.23ドルに達した。当日はS&P 500が0.5%、ナスダック総合指数が0.9%上昇するなど、株式市場全体がリスクオンの地合いであったことも追い風となった。

規制明確化への期待から他の暗号資産関連株も恩恵を受けた。ただし、コインベースの現在の株価は52週高値の420.98ドルを依然として大きく下回っており、本格的な回復にはまだ距離がある。規制、新製品、決算という3つのカタリストが重なったことが、今回の力強い買いにつながったと分析される。

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