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サークル、米信託銀行設立で最終承認取得 株価は時間外で10%急騰

Summary
ステーブルコインUSDC発行元のサークルが、米通貨監督庁(OCC)から信託銀行設立の最終承認を取得したと発表。この発表を受け、同社株は時間外取引で10%急騰した。
米ドル連動型ステーブルコイン「USDC」を発行するサークルは10日、米通貨監督庁(OCC)から国内信託銀行の設立に関する最終的な規制当局の承認を得たと発表した。ロイター通信が報じたこのニュースを受け、同社の株価は時間外取引で10%急騰した。
承認の意義と事業への影響
今回承認された憲章により、サークルは自社の準備金の保管管理人(カストディアン)として機能するだけでなく、機関投資家顧客のために暗号資産を預かることも可能になる。これにより、同社の金融サービスは大きく拡充される見通しだ。
サークルのジェレミー・アレールCEOは声明で、「OCCによるサークル・ナショナル・トラスト設立の承認は、ブロックチェーン技術とデジタル資産を米国金融システムの中核に統合する画期的な一歩となる」と述べた。
この承認により、サークルの信託銀行は、米国の銀行や信託銀行の主要な監督機関であるOCCの直接的な連邦監督下に置かれることになる。これは、同社の事業が伝統的な金融の枠組みの中で信頼性を確保したことを意味する。
Ad市場の背景と今後の展望
今回の承認は、デジタル資産企業が伝統的な金融分野へ進出し、銀行免許やカストディ業務、決済サービスなどを追求する近年の大きな流れを反映している。規制のハードルがクリアされるにつれ、暗号資産業界と既存金融システムの融合が加速している。
サークルが発行するUSDCは、米ドルと1対1の価値を維持するよう設計されたステーブルコインであり、CoinGeckoによるとその時価総額は約732億ドルに上る。
一方で、今回の好材料にもかかわらず、サークルの株価は年初来で20.5%下落していた(LSEGデータ)。今回の承認が、投資家心理の改善と今後の株価動向にどう影響するかが注目される。